【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年10月〜12月期の大阪四つ橋線 (西梅田駅～住之江公園駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 113万円/坪(34.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -47.6％( -102.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 15 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 60.2 坪 (昨年 53.3 坪から +12.9 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。花園町駅、北加賀屋駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは花園町駅で昨年に比べ +74.2 ％、坪単価は 142 万円/坪となった。
上位 1 駅(花園町駅)は +74.2 ％(坪単価 +60.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(玉出駅)は -55.7 ％(坪単価 -55.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2019年 6.7 分 → 2020年 5.4 分、-19.8 ％と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2019年 40.0 ％ → 2020年 46.7 ％)
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2019年 6.7 ％ → 2020年 6.7 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった花園町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 142万円/坪(43.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +74.2％( +60.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2019年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった玉出駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.9万円/坪(13.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -55.7％( -55.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2019年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 大阪四つ橋線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 西梅田駅 | - | - | - |
| 肥後橋駅 | - | 472万/坪 (28.0坪) | 323万/坪 (34.8坪) |
| 本町駅 | - | 722万/坪 (58.2坪) | - |
| 四ツ橋駅 | 783万/坪 (115坪) | - | - |
| 難波駅 | - | - | - |
| 大国町駅 | - | - | 220万/坪 (81.7坪) |
| 花園町駅 | 142万/坪 (49.9坪) | 81.7万/坪 (38.8坪) | 131万/坪 (58.2坪) |
| 岸里駅 | 47.4万/坪 (55.0坪) | 45.8万/坪 (51.4坪) | 43.9万/坪 (29.0坪) |
| 玉出駅 | 43.9万/坪 (53.7坪) | 99.2万/坪 (48.4坪) | 71.2万/坪 (39.3坪) |
| 北加賀屋駅 | 98.6万/坪 (63.5坪) | 71.1万/坪 (45.4坪) | - |
| 住之江公園駅 | - | 105万/坪 (109坪) | 69.6万/坪 (115坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
花園町駅 142.2 万/坪(昨年同期比 +74.2 ％)
花園町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 142万円/坪(43.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +74.2％( +60.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2019年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 49.9 坪 (昨年 38.8 坪から +28.6 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 8.3 分 → 2020年 4.0 分、-52.0 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 33.3 ％ → 2020年 100.0 ％)
玉出駅 43.9 万/坪(昨年同期比 -55.7 ％)
玉出駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.9万円/坪(13.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -55.7％( -55.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2019年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 53.7 坪 (昨年 48.4 坪から +10.9 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 4.0 分 → 2020年 9.5 分、+137.5 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示