【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜9月期のJR上野東京ライン (大宮駅～浦和駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 117万円/坪(35.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -16.7％( -23.4万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 65 件(１年前(2023年)に比べて -46.3％( -56件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 58.3 坪 (昨年 62.8 坪から -7.2 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。浦和駅は、昨年から 5 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは浦和駅で昨年に比べ +6.3 ％、坪単価は 166 万円/坪となった。
上位 1 駅(浦和駅)は +6.3 ％(坪単価 +9.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(さいたま新都心駅)は -86.7 ％(坪単価 -79.5 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 19.0 分 → 2024年 21.9 分、+15.2 ％と増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった浦和駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 166万円/坪(50.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +6.3％( +9.8万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 18 件(１年前(2023年)に比べて -68.4％( -39件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となったさいたま新都心駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.2万円/坪(3.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -86.7％( -79.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -80.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR上野東京ライン | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 大宮駅 | 99.7万/坪 (54.4坪) | 129万/坪 (73.3坪) | 121万/坪 (67.0坪) |
| さいたま新都心駅 | 12.2万/坪 (30.3坪) | 91.7万/坪 (78.3坪) | 101万/坪 (72.1坪) |
| 浦和駅 | 166万/坪 (69.9坪) | 156万/坪 (50.6坪) | 164万/坪 (47.9坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
浦和駅 166.0 万/坪(昨年同期比 +6.3 ％)
浦和駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 166万円/坪(50.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +6.3％( +9.8万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 18 件(１年前(2023年)に比べて -68.4％( -39件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 69.9 坪 (昨年 50.6 坪から +38.2 ％増)。
さいたま新都心駅 12.2 万/坪(昨年同期比 -86.7 ％)
さいたま新都心駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.2万円/坪(3.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -86.7％( -79.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -80.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 30.3 坪 (昨年 78.3 坪から -61.4 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 16.8 分 → 2024年 30.0 分、+78.6 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示