【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年4月〜6月期の西武新宿線 (所沢駅～本川越駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.0万円/坪(9.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -30.0％( -13.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(１年前(2023年)に比べて -87.3％( -55件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 73.5 坪 (昨年 96.9 坪から -24.1 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。ほとんどの駅において下落した。新所沢駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは新所沢駅で昨年に比べ +15.2 ％、坪単価は 80.3 万円/坪となった。
上位 2 駅(新所沢駅、所沢駅)は -4.3 ％(坪単価 -4.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(南大塚駅、本川越駅)は -94.9 ％(坪単価 -25.9 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 17.5 分 → 2024年 26.5 分、+51.1 ％と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新所沢駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 80.3万円/坪(24.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +15.2％( +10.6万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -80.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった南大塚駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.05万円/坪(0.02万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -99.8％( -23.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -88.9％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 西武新宿線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 所沢駅 | 60.1万/坪 (63.5坪) | 78.9万/坪 (83.3坪) | 99.0万/坪 (51.4坪) |
| 航空公園駅 | - | 37.5万/坪 (77.4坪) | 50.6万/坪 (53.2坪) |
| 新所沢駅 | 80.3万/坪 (42.4坪) | 69.7万/坪 (88.3坪) | 71.4万/坪 (48.2坪) |
| 入曽駅 | 6.6万/坪 (75.6坪) | 40.1万/坪 (119坪) | 21.0万/坪 (89.2坪) |
| 狭山市駅 | 22.9万/坪 (64.3坪) | 40.0万/坪 (56.8坪) | 37.6万/坪 (43.6坪) |
| 新狭山駅 | - | 45.7万/坪 (69.2坪) | 28.4万/坪 (58.4坪) |
| 南大塚駅 | 0.05万/坪 (99.8坪) | 23.6万/坪 (198坪) | 12.7万/坪 (201坪) |
| 本川越駅 | 3.1万/坪 (115坪) | 31.5万/坪 (82.1坪) | 41.0万/坪 (80.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
新所沢駅 80.3 万/坪(昨年同期比 +15.2 ％)
新所沢駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 80.3万円/坪(24.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +15.2％( +10.6万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -80.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 42.4 坪 (昨年 88.3 坪から -52.1 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 14.6 分 → 2024年 9.0 分、-38.4 ％と大きく減少)
所沢駅 60.1 万/坪(昨年同期比 -23.8 ％)
所沢駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.1万円/坪(18.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -23.8％( -18.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -81.8％( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 63.5 坪 (昨年 83.3 坪から -23.8 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 14.6 分 → 2024年 22.0 分、+50.3 ％と大きく増加)
南大塚駅 0.1 万/坪(昨年同期比 -99.8 ％)
南大塚駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.05万円/坪(0.02万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -99.8％( -23.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -88.9％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 99.8 坪 (昨年 198.1 坪から -49.6 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 20.4 分 → 2024年 23.0 分、+12.5 ％と増加)
本川越駅 3.1 万/坪(昨年同期比 -90.1 ％)
本川越駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.1万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -90.1％( -28.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -90.9％( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 115.0 坪 (昨年 82.1 坪から +40.0 ％増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示