この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年1月〜3月期の千葉都市モノレール2号線 (千葉駅~千城台駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.0万円/坪(14.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +23.9%( +9.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 42 件(1年前(2020年)に比べて +13.5%( +5件/坪)と好調に推移しています。)。
平均土地面積は 72.7 坪 (昨年 90.5 坪から -19.7 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。千葉駅、千葉公園駅、みつわ台駅、千城台駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは千城台北駅で昨年に比べ +297.2 %、坪単価は 19.8 万円/坪となった。
上位 2 駅(千城台北駅、千城台駅)は +193.7 %(坪単価 +14.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(桜木駅、都賀駅)は -27.5 %(坪単価 -9.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2020年 10.8 % → 2021年 11.9 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった千葉公園駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 85.7万円/坪(25.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +27.5%( +18.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった千城台北駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.8万円/坪(6.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +297.2%( +14.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
千葉都市モノレール2号線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
千葉駅 | 63.8万/坪 (73.6坪) | 45.9万/坪 (119坪) | 52.8万/坪 (74.9坪) |
千葉公園駅 | 85.7万/坪 (81.7坪) | 67.2万/坪 (48.9坪) | 72.3万/坪 (194坪) |
作草部駅 | - | - | - |
スポーツセンター駅 | - | - | - |
動物公園駅 | - | - | - |
みつわ台駅 | 44.1万/坪 (36.3坪) | 36.5万/坪 (43.9坪) | 49.0万/坪 (80.2坪) |
都賀駅 | 27.9万/坪 (77.4坪) | 34.4万/坪 (108坪) | 25.7万/坪 (89.7坪) |
桜木駅 | 20.5万/坪 (72.6坪) | 32.1万/坪 (49.9坪) | - |
小倉台駅 | 28.5万/坪 (61.3坪) | 30.8万/坪 (52.9坪) | 27.1万/坪 (77.6坪) |
千城台北駅 | 19.8万/坪 (90.8坪) | 5.0万/坪 (142坪) | 22.9万/坪 (60.5坪) |
千城台駅 | 30.1万/坪 (52.9坪) | 15.8万/坪 (69.6坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
千城台北駅 19.8 万/坪(昨年同期比 +297.2 %)
千城台北駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.8万円/坪(6.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +297.2%( +14.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 90.8 坪 (昨年 142.2 坪から -36.2 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 11.0 分 → 2021年 5.0 分、-54.5 %と大きく減少)
千城台駅 30.1 万/坪(昨年同期比 +90.2 %)
千城台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.1万円/坪(9.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +90.2%( +14.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 52.9 坪 (昨年 69.6 坪から -23.9 %減)。
桜木駅 20.5 万/坪(昨年同期比 -36.2 %)
桜木駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.5万円/坪(6.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -36.2%( -11.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 72.6 坪 (昨年 49.9 坪から +45.5 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 12.0 分 → 2021年 6.5 分、-45.8 %と大きく減少)
都賀駅 27.9 万/坪(昨年同期比 -18.8 %)
都賀駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.9万円/坪(8.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -18.8%( -6.5万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 11 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 77.4 坪 (昨年 107.5 坪から -28.0 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 16.1 分 → 2021年 21.6 分、+34.5 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示