【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年1月〜3月期のJR宗谷本線 (旭川駅~稚内駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.7万円/坪(1.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -10.0%( -0.6万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 104 件(1年前(2021年)に比べて +10.6%( +10件/坪)と好調に推移しています。)。
平均土地面積は 123.4 坪 (昨年 98.9 坪から +24.7 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 2 駅(南稚内駅、名寄駅)は +590.4 %(坪単価 +2.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(剣淵駅、士別駅)は -26.2 %(坪単価 -0.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 51.6 分 → 2022年 42.2 分、-18.2 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 1.1 % → 2022年 7.7 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった旭川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.1万円/坪(2.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +3.9%( +0.3万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 69 件(1年前(2021年)に比べて -17.9%( -15件/坪)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった剣淵駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.9万円/坪(0.27万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -32.2%( -0.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
JR宗谷本線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
旭川駅 | 7.1万/坪 (112坪) | 6.9万/坪 (98.2坪) | 7.1万/坪 (97.9坪) |
旭川四条駅 | - | - | - |
新旭川駅 | - | - | - |
永山駅 | - | - | - |
比布駅 | 0.9万/坪 (96.8坪) | - | - |
蘭留駅 | - | - | - |
塩狩駅 | - | - | - |
和寒駅 | - | - | - |
剣淵駅 | 0.9万/坪 (178坪) | 1.3万/坪 (60.5坪) | - |
士別駅 | 1.9万/坪 (74.1坪) | 2.4万/坪 (86.2坪) | 0.9万/坪 (69.6坪) |
多寄駅 | - | - | 0.4万/坪 (139坪) |
瑞穂駅 | - | - | - |
風連駅 | - | - | - |
名寄高校駅 | - | - | - |
名寄駅 | 3.2万/坪 (140坪) | 0.6万/坪 (66.6坪) | 2.8万/坪 (96.8坪) |
美深駅 | - | - | - |
初野駅 | - | - | - |
恩根内駅 | - | - | - |
咲来駅 | - | - | - |
音威子府駅 | - | - | - |
佐久駅 | - | - | - |
天塩中川駅 | - | - | - |
問寒別駅 | - | 0.4万/坪 (121坪) | - |
雄信内駅 | - | - | - |
幌延駅 | - | - | 1.6万/坪 (198坪) |
豊富駅 | 1.7万/坪 (74.1坪) | 0.5万/坪 (206坪) | 0.5万/坪 (151坪) |
兜沼駅 | 0.25万/坪 (197坪) | - | - |
勇知駅 | - | - | - |
抜海駅 | - | 0.7万/坪 (130坪) | - |
南稚内駅 | 2.9万/坪 (260坪) | 0.3万/坪 (90.8坪) | 4.7万/坪 (137坪) |
稚内駅 | 3.0万/坪 (172坪) | - | 4.6万/坪 (39.3坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
南稚内駅 2.9 万/坪(昨年同期比 +743.4 %)
南稚内駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.9万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +743.4%( +2.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 260.2 坪 (昨年 90.8 坪から +186.7 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 120.0 分 → 2022年 19.0 分、-84.2 %と大きく減少)
名寄駅 3.2 万/坪(昨年同期比 +437.4 %)
名寄駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.2万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +437.4%( +2.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(1年前(2021年)に比べて +900.0%( +9件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 140.3 坪 (昨年 66.6 坪から +110.8 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 120.0 分 → 2022年 27.9 分、-76.8 %と大きく減少)
剣淵駅 0.9 万/坪(昨年同期比 -32.2 %)
剣淵駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.9万円/坪(0.27万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -32.2%( -0.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 178.5 坪 (昨年 60.5 坪から +195.0 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2021年 7.0 分 → 2022年 8.0 分、+14.3 %と増加)
士別駅 1.9 万/坪(昨年同期比 -20.2 %)
士別駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.9万円/坪(0.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -20.2%( -0.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 74.1 坪 (昨年 86.2 坪から -14.0 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 24.0 分 → 2022年 44.0 分、+83.3 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示