【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年10月〜12月期のJR宗谷本線 (旭川駅～稚内駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.3万円/坪(1.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +5.4％( +0.3万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 154 件(１年前(2020年)に比べて +11.6％( +16件/坪)と好調に推移しています。)。
平均土地面積は 105.8 坪 (昨年 104.1 坪から +1.7 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が小幅増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。旭川駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは美深駅で昨年に比べ +433.8 ％、坪単価は 2.0 万円/坪となった。
上位 2 駅(美深駅、稚内駅)は +392.4 ％(坪単価 +2.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(南稚内駅、士別駅)は -66.6 ％(坪単価 -4.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 0.7 ％ → 2021年 1.3 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった旭川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.4万円/坪(2.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +18.3％( +1.2万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 117 件(１年前(2020年)に比べて +1.7％( +2件/坪)と僅かに増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった士別駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.2万円/坪(0.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -57.0％( -1.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2020年)に比べて +100.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR宗谷本線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 旭川駅 | 7.4万/坪 (95.7坪) | 6.3万/坪 (104坪) | 6.9万/坪 (98.0坪) |
| 旭川四条駅 | - | - | - |
| 新旭川駅 | - | - | - |
| 永山駅 | - | - | - |
| 比布駅 | - | 1.3万/坪 (69.6坪) | 1.8万/坪 (87.7坪) |
| 蘭留駅 | - | - | - |
| 塩狩駅 | - | - | - |
| 和寒駅 | 0.00万/坪 (514坪) | - | 1.4万/坪 (71.1坪) |
| 剣淵駅 | - | - | 1.0万/坪 (49.9坪) |
| 士別駅 | 1.2万/坪 (219坪) | 2.7万/坪 (129坪) | 1.6万/坪 (106坪) |
| 多寄駅 | - | - | - |
| 瑞穂駅 | - | - | - |
| 風連駅 | 0.7万/坪 (127坪) | - | 0.3万/坪 (99.8坪) |
| 名寄高校駅 | - | - | - |
| 名寄駅 | 3.3万/坪 (145坪) | 3.3万/坪 (137坪) | 2.0万/坪 (167坪) |
| 美深駅 | 2.0万/坪 (24.2坪) | 0.4万/坪 (269坪) | 0.00万/坪 (575坪) |
| 初野駅 | - | - | - |
| 恩根内駅 | - | - | - |
| 咲来駅 | - | - | - |
| 音威子府駅 | - | - | - |
| 佐久駅 | - | - | - |
| 天塩中川駅 | - | - | - |
| 問寒別駅 | - | - | - |
| 雄信内駅 | - | - | - |
| 幌延駅 | - | - | - |
| 豊富駅 | 2.2万/坪 (166坪) | - | 0.6万/坪 (160坪) |
| 兜沼駅 | - | - | - |
| 勇知駅 | - | - | - |
| 抜海駅 | - | - | - |
| 南稚内駅 | 2.3万/坪 (69.9坪) | 9.8万/坪 (55.5坪) | 3.6万/坪 (71.1坪) |
| 稚内駅 | 5.4万/坪 (180坪) | 1.2万/坪 (33.3坪) | 0.9万/坪 (30.3坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
美深駅 2.0 万/坪(昨年同期比 +433.8 ％)
美深駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.0万円/坪(0.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +433.8％( +1.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2020年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 24.2 坪 (昨年 269.2 坪から -91.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 8.0 分 → 2021年 7.0 分、-12.5 ％と減少)
稚内駅 5.4 万/坪(昨年同期比 +351.0 ％)
稚内駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.4万円/坪(1.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +351.0％( +4.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2020年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 180.0 坪 (昨年 33.3 坪から +440.9 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2020年 7.0 分 → 2021年 8.0 分、+14.3 ％と増加)
南稚内駅 2.3 万/坪(昨年同期比 -76.3 ％)
南稚内駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.3万円/坪(0.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -76.3％( -7.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(１年前(2020年)に比べて +57.1％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 69.9 坪 (昨年 55.5 坪から +25.8 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 25.0 分 → 2021年 31.0 分、+24.0 ％と大きく増加)
士別駅 1.2 万/坪(昨年同期比 -57.0 ％)
士別駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.2万円/坪(0.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -57.0％( -1.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2020年)に比べて +100.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 218.6 坪 (昨年 128.6 坪から +70.0 ％増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示