【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜6月期のJR鹿児島本線 (けやき台駅～肥前旭駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.7万円/坪(4.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -5.3％( -0.9万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 22 件(１年前(2023年)に比べて -69.9％( -51件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 101.2 坪 (昨年 108.2 坪から -6.5 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。田代駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは田代駅で昨年に比べ +31.5 ％、坪単価は 19.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(田代駅)は +31.5 ％(坪単価 +4.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(弥生が丘駅)は -42.1 ％(坪単価 -9.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 18.6 分 → 2024年 15.4 分、-17.6 ％と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 1.4 ％ → 2024年 4.5 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった基山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.7万円/坪(6.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +7.0％( +1.4万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 6 件(１年前(2023年)に比べて -57.1％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった肥前旭駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.9万円/坪(2.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -37.0％( -4.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -57.1％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR鹿児島本線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| けやき台駅 | - | - | 6.6万/坪 (213坪) |
| 基山駅 | 21.7万/坪 (78.7坪) | 20.3万/坪 (80.4坪) | 14.1万/坪 (99.8坪) |
| 弥生が丘駅 | 12.5万/坪 (95.3坪) | 21.6万/坪 (168坪) | 8.3万/坪 (178坪) |
| 田代駅 | 19.2万/坪 (67.7坪) | 14.6万/坪 (115坪) | 12.8万/坪 (114坪) |
| 鳥栖駅 | 17.5万/坪 (106坪) | 18.1万/坪 (109坪) | 16.4万/坪 (97.4坪) |
| 肥前旭駅 | 6.9万/坪 (128坪) | 10.9万/坪 (82.1坪) | 6.0万/坪 (293坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
田代駅 19.2 万/坪(昨年同期比 +31.5 ％)
田代駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.2万円/坪(5.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +31.5％( +4.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2023年)に比べて -66.7％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 67.7 坪 (昨年 114.8 坪から -41.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 14.5 分 → 2024年 11.0 分、-24.1 ％と大きく減少)
弥生が丘駅 12.5 万/坪(昨年同期比 -42.1 ％)
弥生が丘駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.5万円/坪(3.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -42.1％( -9.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -57.1％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 95.3 坪 (昨年 168.3 坪から -43.4 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 9.4 分 → 2024年 13.0 分、+37.9 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示