【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年4月〜6月期のJR鹿児島本線 (けやき台駅~肥前旭駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.8万円/坪(6.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +46.8%( +6.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2023年)に比べて -65.0%( -13件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 85.7 坪 (昨年 104.0 坪から -17.6 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。基山駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは田代駅で昨年に比べ +217.3 %、坪単価は 22.5 万円/坪となった。
上位 1 駅(田代駅)は +217.3 %(坪単価 +15.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(肥前旭駅)は -70.3 %(坪単価 -7.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 20.1 分 → 2024年 15.3 分、-24.0 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 5.0 % → 2024年 14.3 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった基山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.5万円/坪(7.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +12.1%( +2.5万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 4 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった肥前旭駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.0万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -70.3%( -7.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR鹿児島本線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
けやき台駅 | - | - | - |
基山駅 | 23.5万/坪 (61.5坪) | 21.0万/坪 (62.0坪) | 16.0万/坪 (96.0坪) |
弥生が丘駅 | - | - | - |
田代駅 | 22.5万/坪 (98.3坪) | 7.1万/坪 (119坪) | 13.8万/坪 (135坪) |
鳥栖駅 | - | 13.6万/坪 (138坪) | 18.2万/坪 (169坪) |
肥前旭駅 | 3.0万/坪 (133坪) | 10.1万/坪 (95.8坪) | 3.3万/坪 (514坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
田代駅 22.5 万/坪(昨年同期比 +217.3 %)
田代駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.5万円/坪(6.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +217.3%( +15.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 98.3 坪 (昨年 119.5 坪から -17.7 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 13.5 分 → 2024年 16.0 分、+18.5 %と増加)
肥前旭駅 3.0 万/坪(昨年同期比 -70.3 %)
肥前旭駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.0万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -70.3%( -7.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 133.1 坪 (昨年 95.8 坪から +38.9 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 16.7 分 → 2024年 21.0 分、+26.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示