【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年7月〜9月期のJR鹿児島本線 (けやき台駅～肥前旭駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.0万円/坪(5.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +60.7％( +6.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(１年前(2022年)に比べて -52.0％( -13件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 150.9 坪 (昨年 135.1 坪から +11.7 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。基山駅、弥生が丘駅、鳥栖駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは基山駅で昨年に比べ +79.0 ％、坪単価は 18.6 万円/坪となった。
上位 1 駅(基山駅)は +79.0 ％(坪単価 +8.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(弥生が丘駅)は +50.9 ％(坪単価 +6.8 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった鳥栖駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.1万円/坪(6.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +72.4％( +8.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2022年)に比べて -72.7％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった基山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.6万円/坪(5.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +79.0％( +8.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2022年)に比べて -40.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR鹿児島本線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| けやき台駅 | - | 2.1万/坪 (194坪) | 1.1万/坪 (133坪) |
| 基山駅 | 18.6万/坪 (121坪) | 10.4万/坪 (183坪) | 6.2万/坪 (197坪) |
| 弥生が丘駅 | 20.1万/坪 (368坪) | 13.4万/坪 (245坪) | 30.0万/坪 (260坪) |
| 田代駅 | - | 12.0万/坪 (116坪) | 10.4万/坪 (83.2坪) |
| 鳥栖駅 | 21.1万/坪 (81.7坪) | 12.2万/坪 (94.1坪) | 15.0万/坪 (122坪) |
| 肥前旭駅 | 16.5万/坪 (66.6坪) | - | 6.0万/坪 (98.3坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
基山駅 18.6 万/坪(昨年同期比 +79.0 ％)
基山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.6万円/坪(5.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +79.0％( +8.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2022年)に比べて -40.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 121.0 坪 (昨年 183.0 坪から -33.9 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 16.8 分 → 2023年 11.0 分、-34.5 ％と大きく減少)
弥生が丘駅 20.1 万/坪(昨年同期比 +50.9 ％)
弥生が丘駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.1万円/坪(6.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +50.9％( +6.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 367.5 坪 (昨年 245.0 坪から +50.0 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 19.3 分 → 2023年 10.0 分、-48.3 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示