【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年7月〜9月期のJR山陰本線 (京都駅~上夜久野駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.0万円/坪(11.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +129.8%( +22.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 99 件(1年前(2020年)に比べて +4.2%( +4件/坪)と小幅に増加しています。)。
平均土地面積は 89.2 坪 (昨年 98.1 坪から -9.1 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 8 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。ほとんどの駅において下落した。八木駅、園部駅、福知山駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは亀岡駅で昨年に比べ +239.0 %、坪単価は 30.4 万円/坪となった。
上位 2 駅(亀岡駅、下山駅)は +176.7 %(坪単価 +11.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(胡麻駅、丹波口駅)は -59.7 %(坪単価 -46.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 43.2 分 → 2021年 23.9 分、-44.6 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 2.1 % → 2021年 7.1 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった梅小路京都西駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 122万円/坪(36.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -22.1%( -34.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった胡麻駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.2万円/坪(0.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -75.3%( -3.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
JR山陰本線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
京都駅 | - | - | 254万/坪 (39.3坪) |
梅小路京都西駅 | 122万/坪 (144坪) | 156万/坪 (16.6坪) | 125万/坪 (66.1坪) |
丹波口駅 | 115万/坪 (52.9坪) | 205万/坪 (63.5坪) | - |
二条駅 | 150万/坪 (112坪) | - | 107万/坪 (31.8坪) |
円町駅 | 90.1万/坪 (54.3坪) | 42.3万/坪 (83.2坪) | 91.6万/坪 (75.2坪) |
花園駅 | 72.5万/坪 (22.3坪) | - | - |
太秦駅 | 38.1万/坪 (26.2坪) | - | 97.2万/坪 (25.7坪) |
嵯峨嵐山駅 | 47.0万/坪 (321坪) | 62.6万/坪 (39.3坪) | 49.9万/坪 (81.1坪) |
保津峡駅 | - | - | - |
馬堀駅 | 25.2万/坪 (145坪) | 21.5万/坪 (102坪) | 5.1万/坪 (293坪) |
亀岡駅 | 30.4万/坪 (55.3坪) | 9.0万/坪 (61.1坪) | 13.7万/坪 (67.0坪) |
並河駅 | 34.5万/坪 (39.7坪) | - | 38.0万/坪 (263坪) |
千代川駅 | 26.4万/坪 (39.8坪) | - | - |
八木駅 | 22.7万/坪 (58.2坪) | 11.8万/坪 (98.8坪) | 3.8万/坪 (118坪) |
吉富駅 | - | - | - |
園部駅 | 12.2万/坪 (102坪) | 6.6万/坪 (65.5坪) | 7.3万/坪 (232坪) |
船岡駅 | - | - | - |
日吉駅 | - | 0.17万/坪 (77.9坪) | 0.6万/坪 (55.2坪) |
鍼灸大学前駅 | - | - | - |
胡麻駅 | 1.2万/坪 (68.1坪) | 5.0万/坪 (66.6坪) | 0.7万/坪 (43.1坪) |
下山駅 | 2.4万/坪 (53.7坪) | 1.1万/坪 (95.3坪) | 0.7万/坪 (281坪) |
和知駅 | - | - | 0.07万/坪 (154坪) |
安栖里駅 | - | - | - |
立木駅 | - | - | - |
山家駅 | - | - | - |
綾部駅 | 13.3万/坪 (88.9坪) | 13.1万/坪 (56.5坪) | 8.6万/坪 (154坪) |
高津駅 | 4.0万/坪 (454坪) | - | - |
石原駅 | 6.7万/坪 (68.6坪) | 8.1万/坪 (119坪) | 9.9万/坪 (120坪) |
福知山駅 | 13.1万/坪 (106坪) | 9.0万/坪 (147坪) | 13.4万/坪 (135坪) |
上川口駅 | - | - | - |
下夜久野駅 | - | 1.8万/坪 (56.0坪) | - |
上夜久野駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
亀岡駅 30.4 万/坪(昨年同期比 +239.0 %)
亀岡駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.4万円/坪(9.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +239.0%( +21.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2020年)に比べて -30.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 55.3 坪 (昨年 61.1 坪から -9.5 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 78.8 分 → 2021年 18.1 分、-77.0 %と大きく減少)
下山駅 2.4 万/坪(昨年同期比 +114.5 %)
下山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.4万円/坪(0.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +114.5%( +1.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて -55.6%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 53.7 坪 (昨年 95.3 坪から -43.7 %減)。
胡麻駅 1.2 万/坪(昨年同期比 -75.3 %)
胡麻駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.2万円/坪(0.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -75.3%( -3.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 68.1 坪 (昨年 66.6 坪から +2.3 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 1.0 分 → 2021年 30.0 分、+2900.0 %と大きく増加)
丹波口駅 114.6 万/坪(昨年同期比 -44.0 %)
丹波口駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 115万円/坪(34.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -44.0%( -90.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 52.9 坪 (昨年 63.5 坪から -16.7 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 3.0 分 → 2021年 9.3 分、+211.1 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示