【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2019年4月〜6月期のJR山陰本線 (京都駅～上夜久野駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.6万円/坪(6.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -57.9％( -29.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 73 件(１年前(2018年)に比べて +87.2％( +34件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 97.3 坪 (昨年 117.5 坪から -17.2 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 8 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。千代川駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは胡麻駅で昨年に比べ +264.9 ％、坪単価は 3.3 万円/坪となった。
上位 2 駅(胡麻駅、八木駅)は +211.1 ％(坪単価 +1.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(馬堀駅、園部駅)は -52.4 ％(坪単価 -8.8 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 28.3 分 → 2019年 35.8 分、+26.9 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 5.1 ％ → 2019年 2.7 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった円町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 95.1万円/坪(28.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +10.3％( +8.9万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 3 件(１年前(2018年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった下山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.9万円/坪(0.27万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +8.4％( +0.1万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 6 件(１年前(2018年)に比べて +500.0％( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR山陰本線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 京都駅 | - | 374万/坪 (62.5坪) | 31.4万/坪 (18.2坪) |
| 梅小路京都西駅 | - | - | - |
| 丹波口駅 | - | 138万/坪 (18.2坪) | - |
| 二条駅 | 154万/坪 (59.0坪) | - | - |
| 円町駅 | 95.1万/坪 (33.8坪) | 86.2万/坪 (34.8坪) | 107万/坪 (28.0坪) |
| 花園駅 | 59.9万/坪 (29.1坪) | 92.4万/坪 (21.9坪) | 70.2万/坪 (48.4坪) |
| 太秦駅 | 70.0万/坪 (51.4坪) | - | - |
| 嵯峨嵐山駅 | 64.4万/坪 (38.6坪) | 56.9万/坪 (58.0坪) | 62.3万/坪 (35.5坪) |
| 保津峡駅 | - | - | - |
| 馬堀駅 | 6.6万/坪 (10.6坪) | 21.5万/坪 (242坪) | 21.7万/坪 (92.1坪) |
| 亀岡駅 | 13.8万/坪 (75.6坪) | 13.5万/坪 (77.4坪) | 18.0万/坪 (65.9坪) |
| 並河駅 | 30.2万/坪 (52.9坪) | - | 21.6万/坪 (454坪) |
| 千代川駅 | 26.9万/坪 (81.7坪) | 19.2万/坪 (55.2坪) | 29.1万/坪 (37.8坪) |
| 八木駅 | 2.3万/坪 (128坪) | 0.9万/坪 (424坪) | - |
| 吉富駅 | - | - | - |
| 園部駅 | 4.9万/坪 (89.1坪) | 7.6万/坪 (243坪) | 12.5万/坪 (92.0坪) |
| 船岡駅 | - | - | - |
| 日吉駅 | - | - | 5.0万/坪 (49.9坪) |
| 鍼灸大学前駅 | - | - | - |
| 胡麻駅 | 3.3万/坪 (136坪) | 0.9万/坪 (219坪) | 4.5万/坪 (63.5坪) |
| 下山駅 | 0.9万/坪 (170坪) | 0.8万/坪 (45.4坪) | 1.8万/坪 (191坪) |
| 和知駅 | - | - | - |
| 安栖里駅 | - | - | - |
| 立木駅 | - | - | - |
| 山家駅 | - | - | 3.4万/坪 (93.8坪) |
| 綾部駅 | 8.1万/坪 (119坪) | 7.8万/坪 (99.4坪) | 15.6万/坪 (60.5坪) |
| 高津駅 | - | - | - |
| 石原駅 | 6.3万/坪 (64.5坪) | - | - |
| 福知山駅 | 11.4万/坪 (108坪) | 12.4万/坪 (67.6坪) | 15.2万/坪 (94.7坪) |
| 上川口駅 | - | - | - |
| 下夜久野駅 | - | - | - |
| 上夜久野駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
胡麻駅 3.3 万/坪(昨年同期比 +264.9 ％)
胡麻駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.3万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +264.9％( +2.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(１年前(2018年)に比べて +100.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 135.8 坪 (昨年 218.8 坪から -37.9 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 63.3 分 → 2019年 23.2 分、-63.4 ％と大きく減少)
八木駅 2.3 万/坪(昨年同期比 +157.4 ％)
八木駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.3万円/坪(0.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +157.4％( +1.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2018年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 127.8 坪 (昨年 423.5 坪から -69.8 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 14.0 分 → 2019年 30.0 分、+114.3 ％と大きく増加)
馬堀駅 6.6 万/坪(昨年同期比 -69.2 ％)
馬堀駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.6万円/坪(2.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -69.2％( -14.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2018年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 10.6 坪 (昨年 242.0 坪から -95.6 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 14.0 分 → 2019年 20.0 分、+42.9 ％と大きく増加)
園部駅 4.9 万/坪(昨年同期比 -35.6 ％)
園部駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.9万円/坪(1.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -35.6％( -2.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(１年前(2018年)に比べて +80.0％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 89.1 坪 (昨年 242.6 坪から -63.3 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 24.6 分 → 2019年 64.7 分、+162.9 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示