【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年4月〜12月期のJR東海道本線 (東京駅~品川駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 398万円/坪(120万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -16.3%( -77.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて +33.3%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 38.5年(昨年 25.1年から +53.5 %増)。平均土地面積は 26.5 坪 (昨年 30.8 坪から -13.9 %減)。平均建物面積は 90.0 坪 (昨年 86.2 坪から +4.4 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。品川駅は、昨年から 5 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは品川駅で昨年に比べ +6.8 %、坪単価は 359 万円/坪となった。
上位 1 駅(品川駅)は +6.8 %(坪単価 +23.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(品川駅)は +6.8 %(坪単価 +23.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 7.3 分 → 2021年 3.8 分、-48.9 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 % → 2021年 25.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 25.1 年 → 2021年 38.5 年、+53.5 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 % → 2021年 75.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった品川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 359万円/坪(109万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +6.8%( +23.0万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった品川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 359万円/坪(109万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +6.8%( +23.0万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
JR東海道本線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
東京駅 | - | 751万/坪 (0年/40.8坪) | - |
新橋駅 | 436万/坪 (44.5年/18.9坪) | - | 509万/坪 (33.4年/44.8坪) |
品川駅 | 359万/坪 (32.5年/34.0坪) | 336万/坪 (37.7年/25.7坪) | 254万/坪 (42.2年/23.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
品川駅 359.3 万/坪(昨年同期比 +6.8 %)
品川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 359万円/坪(109万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +6.8%( +23.0万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 32.5年(昨年 37.7年から -13.6 %減)。平均土地面積は 34.0 坪 (昨年 25.7 坪から +32.4 %増)。平均建物面積は 48.4 坪 (昨年 29.5 坪から +64.1 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 37.7 年 → 2021年 32.5 年、-13.6 %と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 9.0 分 → 2021年 5.0 分、-44.4 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 % → 2021年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示