【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2019年1月〜3月期の阪神本線 (千船駅~大阪梅田駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 278万円/坪(84.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +239.0%( +195.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 16 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 24.6年(昨年 27.0年から -9.1 %減)。平均土地面積は 45.0 坪 (昨年 65.4 坪から -31.2 %減)。平均建物面積は 47.4 坪 (昨年 75.8 坪から -37.5 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全体的に上昇基調。姫島駅、野田駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは福島駅で昨年に比べ +464.6 %、坪単価は 546 万円/坪となった。
上位 1 駅(福島駅)は +464.6 %(坪単価 +449.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(千船駅)は +6.6 %(坪単価 +4.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 8.2 分 → 2019年 5.5 分、-33.3 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 6.7 % → 2019年 30.8 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 25.0 % → 2019年 31.2 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 20.0 % → 2019年 38.5 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった福島駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 546万円/坪(165万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +464.6%( +449.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2018年)に比べて +133.3%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった千船駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 79.3万円/坪(24.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +6.6%( +4.9万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 4 件(1年前(2018年)に比べて +33.3%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
阪神本線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
千船駅 | 79.3万/坪 (17.8年/54.5坪) | 74.4万/坪 (20.3年/202坪) | 61.7万/坪 (21.2年/42.7坪) |
姫島駅 | 120万/坪 (12.3年/31.3坪) | 76.2万/坪 (20.5年/48.8坪) | 89.9万/坪 (10.3年/48.1坪) |
淀川駅 | - | - | 37.6万/坪 (0年/51.4坪) |
野田駅 | 107万/坪 (25.5年/20.4坪) | 80.9万/坪 (36.9年/22.7坪) | 89.6万/坪 (18.0年/25.0坪) |
福島駅 | 546万/坪 (40.0年/52.5坪) | 96.6万/坪 (20.5年/36.3坪) | 74.8万/坪 (16.0年/23.2坪) |
大阪梅田駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
福島駅 545.7 万/坪(昨年同期比 +464.6 %)
福島駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 546万円/坪(165万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +464.6%( +449.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2018年)に比べて +133.3%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 40.0年(昨年 20.5年から +95.1 %増)。平均土地面積は 52.5 坪 (昨年 36.3 坪から +44.6 %増)。平均建物面積は 36.0 坪 (昨年 107.4 坪から -66.4 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 12.3 分 → 2019年 4.7 分、-61.8 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 20.5 年 → 2019年 40.0 年、+95.1 %と大きく増加)
千船駅 79.3 万/坪(昨年同期比 +6.6 %)
千船駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 79.3万円/坪(24.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +6.6%( +4.9万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 4 件(1年前(2018年)に比べて +33.3%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 17.8年(昨年 20.3年から -12.7 %減)。平均土地面積は 54.5 坪 (昨年 202.2 坪から -73.1 %減)。平均建物面積は 82.8 坪 (昨年 166.4 坪から -50.2 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2018年 20.3 年 → 2019年 17.8 年、-12.7 %と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 10.3 分 → 2019年 5.8 分、-44.4 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 33.3 % → 2019年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示