
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年1月〜3月期のJR高徳線 (高松駅~志度駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -35.0%( -11.0万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 28 件(1年前(2023年)に比べて +12.0%( +3件/㎡)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 27.4年(昨年 16.0年から +71.1 %増)。平均専有面積は 71.4 ㎡ (昨年 75.2 ㎡から -5.0 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。全ての駅において下落した。高松駅、栗林公園北口駅は、昨年から 5 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは栗林駅で昨年に比べ -55.8 %、単価は 13.5 万円/㎡となった。
上位 1 駅(高松駅)は -13.4 %(単価 -4.6 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(栗林駅)は -55.8 %(単価 -17.0 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2023年 12.0 % → 2024年 14.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 16.0 年 → 2024年 27.4 年、+71.1 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 6.8 分 → 2024年 11.4 分、+67.0 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 36.0 % → 2024年 44.4 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった高松駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -13.4%( -4.6万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 7 件(1年前(2023年)に比べて -12.5%( -1件/㎡)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった栗林駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は13.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -55.8%( -17.0万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -4件/㎡)と大幅に減少しています。)。
JR高徳線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
高松駅 | 29.6万/㎡ (20.3年/70.7㎡) | 34.2万/㎡ (16.3年/74.4㎡) | 30.0万/㎡ (19.7年/74.5㎡) |
昭和町駅 | 17.5万/㎡ (34.9年/67.5㎡) | 26.7万/㎡ (16.8年/67.0㎡) | 18.8万/㎡ (25.6年/61.0㎡) |
栗林公園北口駅 | 29.0万/㎡ (14.7年/73.3㎡) | 33.7万/㎡ (11.3年/80.0㎡) | - |
栗林駅 | 13.5万/㎡ (35.8年/76.2㎡) | 30.5万/㎡ (17.6年/78.8㎡) | 12.5万/㎡ (40.2年/59.0㎡) |
木太町駅 | 6.2万/㎡ (35.7年/73.3㎡) | - | 7.8万/㎡ (31.0年/90.0㎡) |
屋島駅 | 8.9万/㎡ (0年/65.0㎡) | - | 14.7万/㎡ (21.5年/68.3㎡) |
古高松南駅 | 5.3万/㎡ (50.0年/70.0㎡) | - | 28.0万/㎡ (8.0年/75.0㎡) |
讃岐牟礼駅 | - | - | 3.8万/㎡ (31.0年/65.0㎡) |
志度駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
高松駅 29.6 万/㎡(昨年同期比 -13.4 %)
高松駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -13.4%( -4.6万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 7 件(1年前(2023年)に比べて -12.5%( -1件/㎡)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 20.3年(昨年 16.3年から +24.9 %増)。平均専有面積は 70.7 ㎡ (昨年 74.4 ㎡から -4.9 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 37.5 % → 2024年 28.6 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 16.3 年 → 2024年 20.3 年、+24.9 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2023年 8.8 分 → 2024年 10.3 分、+17.6 %と増加)
栗林駅 13.5 万/㎡(昨年同期比 -55.8 %)
栗林駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は13.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -55.8%( -17.0万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -4件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 35.8年(昨年 17.6年から +102.9 %増)。平均専有面積は 76.2 ㎡ (昨年 78.8 ㎡から -3.2 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 4.8 分 → 2024年 4.2 分、-10.5 %と減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 37.5 % → 2024年 50.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 17.6 年 → 2024年 35.8 年、+102.9 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 37.5 % → 2024年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示