【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2021年1月〜12月期の遠州鉄道 (新浜松駅～美薗中央公園駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.9万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて -26.7％( -8.0万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 25 件(１年前(2020年)に比べて +212.5％( +17件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 25.0年(昨年 17.8年から +40.3 ％増)。平均専有面積は 66.8 ㎡ (昨年 66.2 ㎡から +0.8 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。自動車学校前駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは自動車学校前駅で昨年に比べ +83.7 ％、単価は 19.6 万円/㎡となった。
上位 1 駅(自動車学校前駅)は +83.7 ％(単価 +8.9 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(八幡駅)は -70.1 ％(単価 -32.2 万円/㎡)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 17.8 年 → 2021年 25.0 年、+40.3 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 4.1 分 → 2021年 7.8 分、+88.4 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2020年 57.1 ％ → 2021年 68.2 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった浜北駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は32.5万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +10.8％( +3.2万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 2 件(１年前(2020年)に比べて -33.3％( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった八幡駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は13.8万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて -70.1％( -32.2万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2020年)に比べて +100.0％( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
| 遠州鉄道 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 新浜松駅 | 13.0万/㎡ (38.3年/60.0㎡) | - | - |
| 第一通り駅 | - | - | - |
| 遠州病院駅 | 33.3万/㎡ (23.0年/75.0㎡) | - | - |
| 八幡駅 | 13.8万/㎡ (34.8年/56.2㎡) | 46.0万/㎡ (22.8年/42.5㎡) | - |
| 助信駅 | 32.3万/㎡ (12.5年/75.0㎡) | - | - |
| 曳馬駅 | 24.0万/㎡ (14.5年/75.0㎡) | - | - |
| 上島駅 | 19.7万/㎡ (24.0年/60.0㎡) | 32.9万/㎡ (11.5年/70.0㎡) | 30.0万/㎡ (10.3年/70.0㎡) |
| 自動車学校前駅 | 19.6万/㎡ (26.1年/68.3㎡) | 10.7万/㎡ (31.0年/75.0㎡) | 14.7万/㎡ (29.1年/75.0㎡) |
| さぎの宮駅 | 15.0万/㎡ (30.0年/80.0㎡) | - | - |
| 積志駅 | - | - | - |
| 遠州西ケ崎駅 | 20.0万/㎡ (26.3年/70.0㎡) | - | 17.0万/㎡ (24.4年/76.7㎡) |
| 遠州小松駅 | - | 16.0万/㎡ (21.5年/75.0㎡) | - |
| 浜北駅 | 32.5万/㎡ (13.6年/70.0㎡) | 29.3万/㎡ (12.7年/75.0㎡) | 17.9万/㎡ (21.8年/95.0㎡) |
| 美薗中央公園駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
自動車学校前駅 19.6 万/㎡(昨年同期比 +83.7 ％)
自動車学校前駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +83.7％( +8.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2020年)に比べて +200.0％( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 26.1年(昨年 31.0年から -15.9 ％減)。平均専有面積は 68.3 ㎡ (昨年 75.0 ㎡から -8.9 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 31.0 年 → 2021年 26.1 年、-15.9 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 ％ → 2021年 100.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 2.0 分 → 2021年 3.0 分、+50.0 ％と大きく増加)
八幡駅 13.8 万/㎡(昨年同期比 -70.1 ％)
八幡駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は13.8万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて -70.1％( -32.2万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2020年)に比べて +100.0％( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 34.8年(昨年 22.8年から +52.7 ％増)。平均専有面積は 56.2 ㎡ (昨年 42.5 ㎡から +32.4 ％増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 22.8 年 → 2021年 34.8 年、+52.7 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 3.5 分 → 2021年 6.0 分、+71.4 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 ％ → 2021年 50.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示