【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2023年1月〜12月期の島原鉄道 (諫早駅~幸駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +17.0%( +4.4万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 12 件(1年前(2022年)に比べて -7.7%( -1件/㎡)と弱含みに推移しています。)。
平均築年数は 17.7年(昨年 22.3年から -20.9 %減)。平均専有面積は 87.5 ㎡ (昨年 76.5 ㎡から +14.3 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。本諫早駅、幸駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは幸駅で昨年に比べ +74.4 %、単価は 22.4 万円/㎡となった。
上位 1 駅(幸駅)は +74.4 %(単価 +9.6 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(諫早駅)は +12.8 %(単価 +3.6 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 22.3 年 → 2023年 17.7 年、-20.9 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 13.3 分 → 2023年 9.9 分、-25.5 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 70.0 % → 2023年 55.6 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 23.1 % → 2023年 16.7 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった諫早駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は31.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +12.8%( +3.6万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 9 件(1年前(2022年)に比べて -10.0%( -1件/㎡)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった幸駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +74.4%( +9.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて +100.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
島原鉄道 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
諫早駅 | 31.8万/㎡ (17.1年/90.0㎡) | 28.2万/㎡ (22.6年/75.5㎡) | 20.0万/㎡ (18.6年/83.1㎡) |
本諫早駅 | 28.0万/㎡ (12.5年/75.0㎡) | 18.8万/㎡ (21.1年/85.0㎡) | 15.4万/㎡ (27.4年/73.3㎡) |
幸駅 | 22.4万/㎡ (22.1年/82.5㎡) | 12.9万/㎡ (0年/70.0㎡) | 22.2万/㎡ (15.8年/77.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
幸駅 22.4 万/㎡(昨年同期比 +74.4 %)
幸駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +74.4%( +9.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて +100.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均専有面積は 82.5 ㎡ (昨年 70.0 ㎡から +17.9 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 15.0 分 → 2023年 9.5 分、-36.7 %と大きく減少)
諫早駅 31.8 万/㎡(昨年同期比 +12.8 %)
諫早駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は31.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +12.8%( +3.6万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 9 件(1年前(2022年)に比べて -10.0%( -1件/㎡)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 17.1年(昨年 22.6年から -24.7 %減)。平均専有面積は 90.0 ㎡ (昨年 75.5 ㎡から +19.2 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 22.6 年 → 2023年 17.1 年、-24.7 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 14.3 分 → 2023年 10.6 分、-26.2 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 25.0 % → 2023年 33.3 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 30.0 % → 2023年 22.2 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示