【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2021年4月〜12月期の島原鉄道 (諫早駅~幸駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +26.3%( +4.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 16 件(1年前(2020年)に比べて +128.6%( +9件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 19.6年(昨年 25.1年から -22.0 %減)。平均専有面積は 79.4 ㎡ (昨年 82.1 ㎡から -3.4 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全体的に上昇基調。諫早駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは諫早駅で昨年に比べ +34.2 %、単価は 20.0 万円/㎡となった。
上位 1 駅(諫早駅)は +34.2 %(単価 +5.1 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(幸駅)は -7.3 %(単価 -1.8 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 25.1 年 → 2021年 19.6 年、-22.0 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 11.4 分 → 2021年 8.0 分、-30.0 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 14.3 % → 2021年 31.2 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった幸駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -7.3%( -1.8万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 5 件(1年前(2020年)に比べて +400.0%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった本諫早駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は15.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +16.9%( +2.2万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて +50.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
島原鉄道 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
諫早駅 | 20.0万/㎡ (18.6年/83.1㎡) | 14.9万/㎡ (24.4年/87.5㎡) | 16.5万/㎡ (21.3年/90.0㎡) |
本諫早駅 | 15.4万/㎡ (27.4年/73.3㎡) | 13.1万/㎡ (27.5年/75.0㎡) | 21.5万/㎡ (0年/70.0㎡) |
幸駅 | 22.2万/㎡ (15.8年/77.0㎡) | 24.0万/㎡ (24.5年/75.0㎡) | 15.0万/㎡ (23.8年/80.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
諫早駅 20.0 万/㎡(昨年同期比 +34.2 %)
諫早駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +34.2%( +5.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 18.6年(昨年 24.4年から -23.8 %減)。平均専有面積は 83.1 ㎡ (昨年 87.5 ㎡から -5.0 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 24.4 年 → 2021年 18.6 年、-23.8 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 9.5 分 → 2021年 7.2 分、-23.7 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 25.0 % → 2021年 37.5 %)
幸駅 22.2 万/㎡(昨年同期比 -7.3 %)
幸駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -7.3%( -1.8万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 5 件(1年前(2020年)に比べて +400.0%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 15.8年(昨年 24.5年から -35.5 %減)。平均専有面積は 77.0 ㎡ (昨年 75.0 ㎡から +2.7 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 24.5 年 → 2021年 15.8 年、-35.5 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 11.0 分 → 2021年 8.4 分、-23.6 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示