【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2021年7月〜9月期の島原鉄道 (諫早駅~幸駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +15.3%( +2.8万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2020年)に比べて +66.7%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 19.1年(昨年 26.0年から -26.5 %減)。平均専有面積は 78.0 ㎡ (昨年 98.3 ㎡から -20.7 %減)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。諫早駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは諫早駅で昨年に比べ +33.3 %、単価は 20.0 万円/㎡となった。
上位 1 駅(諫早駅)は +33.3 %(単価 +5.0 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(本諫早駅)は -16.4 %(単価 -2.5 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 26.0 年 → 2021年 19.1 年、-26.5 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 13.0 分 → 2021年 6.0 分、-53.8 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 % → 2021年 60.0 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった幸駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -1.1%( -0.3万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて +200.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった本諫早駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は12.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -16.4%( -2.5万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
島原鉄道 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
諫早駅 | 20.0万/㎡ (22.5年/90.0㎡) | 15.0万/㎡ (0年/140㎡) | 17.4万/㎡ (0年/97.5㎡) |
本諫早駅 | 12.5万/㎡ (31.5年/75.0㎡) | 15.0万/㎡ (27.5年/80.0㎡) | - |
幸駅 | 23.7万/㎡ (13.8年/75.0㎡) | 24.0万/㎡ (24.5年/75.0㎡) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
諫早駅 20.0 万/㎡(昨年同期比 +33.3 %)
諫早駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +33.3%( +5.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均専有面積は 90.0 ㎡ (昨年 140.0 ㎡から -35.7 %減)。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 100.0 %)
本諫早駅 12.5 万/㎡(昨年同期比 -16.4 %)
本諫早駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は12.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -16.4%( -2.5万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 31.5年(昨年 27.5年から +14.5 %増)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 80.0 ㎡から -6.2 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 25.0 分 → 2021年 8.0 分、-68.0 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 100.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2020年 27.5 年 → 2021年 31.5 年、+14.5 %と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示