【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2020年4月〜12月期の島原鉄道 (諫早駅~幸駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は15.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -12.3%( -2.2万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 7 件(1年前(2019年)に比べて +16.7%( +1件/㎡)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 25.1年(昨年 22.5年から +11.3 %増)。平均専有面積は 82.1 ㎡ (昨年 81.7 ㎡から +0.6 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。幸駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは幸駅で昨年に比べ +60.0 %、単価は 24.0 万円/㎡となった。
上位 1 駅(幸駅)は +60.0 %(単価 +9.0 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(本諫早駅)は -38.8 %(単価 -8.3 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 80.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2019年 22.5 年 → 2020年 25.1 年、+11.3 %と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 33.3 % → 2020年 14.3 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった幸駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は24.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +60.0%( +9.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった本諫早駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は13.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -38.8%( -8.3万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
島原鉄道 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
諫早駅 | 14.9万/㎡ (24.4年/87.5㎡) | 16.5万/㎡ (21.3年/90.0㎡) | 15.4万/㎡ (20.4年/80.0㎡) |
本諫早駅 | 13.1万/㎡ (27.5年/75.0㎡) | 21.5万/㎡ (0年/70.0㎡) | 21.1万/㎡ (10.3年/95.0㎡) |
幸駅 | 24.0万/㎡ (24.5年/75.0㎡) | 15.0万/㎡ (23.8年/80.0㎡) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
幸駅 24.0 万/㎡(昨年同期比 +60.0 %)
幸駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は24.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +60.0%( +9.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 24.5年(昨年 23.8年から +3.2 %増)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 80.0 ㎡から -6.2 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 100.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 5.0 分 → 2020年 11.0 分、+120.0 %と大きく増加)
本諫早駅 13.1 万/㎡(昨年同期比 -38.8 %)
本諫早駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は13.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -38.8%( -8.3万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 70.0 ㎡から +7.1 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 5.5 分 → 2020年 15.5 分、+181.8 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示