この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2023年1月〜12月期のひたちなか海浜鉄道湊線 (勝田駅~殿山駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +44.4%( +8.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2022年)に比べて -56.2%( -9件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 21.1年(昨年 26.6年から -20.8 %減)。平均専有面積は 63.6 ㎡ (昨年 79.7 ㎡から -20.2 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。勝田駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは勝田駅で昨年に比べ +10.5 %、単価は 37.5 万円/㎡となった。
上位 1 駅(勝田駅)は +10.5 %(単価 +3.6 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(殿山駅)は -44.6 %(単価 -4.0 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 26.6 年 → 2023年 21.1 年、-20.8 %と大きく減少)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 12.5 % → 2023年 28.6 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった勝田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は37.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +10.5%( +3.6万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2022年)に比べて -28.6%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった殿山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は5.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて -44.6%( -4.0万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて -75.0%( -6件/㎡)と大幅に減少しています。)。
ひたちなか海浜鉄道湊線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
勝田駅 | 37.5万/㎡ (10.0年/75.0㎡) | 33.9万/㎡ (9.2年/75.7㎡) | 25.9万/㎡ (18.1年/53.8㎡) |
工機前駅 | - | - | - |
金上駅 | - | 2.7万/㎡ (47.0年/60.0㎡) | - |
殿山駅 | 5.0万/㎡ (48.7年/35.0㎡) | 9.0万/㎡ (39.2年/85.6㎡) | 15.9万/㎡ (33.7年/75.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
勝田駅 37.5 万/㎡(昨年同期比 +10.5 %)
勝田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は37.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +10.5%( +3.6万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2022年)に比べて -28.6%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 10.0年(昨年 9.2年から +8.5 %増)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 75.7 ㎡から -0.9 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 11.8 分 → 2023年 9.2 分、-22.3 %と大きく減少)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 28.6 % → 2023年 40.0 %)
殿山駅 5.0 万/㎡(昨年同期比 -44.6 %)
殿山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は5.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて -44.6%( -4.0万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて -75.0%( -6件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 48.7年(昨年 39.2年から +24.1 %増)。平均専有面積は 35.0 ㎡ (昨年 85.6 ㎡から -59.1 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2022年 9.0 分 → 2023年 8.0 分、-11.1 %と減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 39.2 年 → 2023年 48.7 年、+24.1 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 50.0 % → 2023年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示