物件種別
対象路線
調査期間
中古マンション
2023年
2023年4月12月

この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています

記事監修:岩野 愛弓
【監修者】

宅地建物取引士・日商簿記2級

岩野 愛弓 (監修者)

注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...

中古マンション相場の概況

2023年4月〜12月期のJR弥彦線 (燕三条駅東三条駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて -6.0%( -1.1万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 10 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 22.1年(昨年 17.8年から +24.0 %増)。平均専有面積は 72.5 ㎡ (昨年 83.0 ㎡から -12.7 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全体的に上昇基調。北三条駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは北三条駅で昨年に比べ +29.7 %、単価は 15.4 万円/㎡となった。

上位 1 駅(北三条駅)は +29.7 %(単価 +3.5 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(東三条駅)は +1.5 %(単価 +0.3 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 20.0 % → 2023年 33.3 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2022年 17.8 年 → 2023年 22.1 年、+24.0 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 20.0 % → 2023年 40.0 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった東三条駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は18.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +1.5%( +0.3万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2022年)に比べて +14.3%( +1件/㎡)と好調に推移しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった北三条駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は15.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +29.7%( +3.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

JR弥彦線(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
JR弥彦線現状(2023)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
燕三条駅-38.7万/㎡
(3.5年/75.0㎡)
-
北三条駅15.4万/㎡
(29.3年/75.0㎡)
11.8万/㎡
(28.3年/67.5㎡)
15.4万/㎡
(29.1年/68.8㎡)
東三条駅18.5万/㎡
(20.3年/71.9㎡)
18.2万/㎡
(16.9年/88.6㎡)
16.7万/㎡
(15.7年/82.9㎡)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

北三条駅15.4 万/㎡(昨年同期比 +29.7 %)

北三条駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は15.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +29.7%( +3.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 29.3年(昨年 28.3年から +3.5 %増)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 67.5 ㎡から +11.1 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2022年 100.0 % → 2023年 100.0 %)

東三条駅18.5 万/㎡(昨年同期比 +1.5 %)

東三条駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は18.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +1.5%( +0.3万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2022年)に比べて +14.3%( +1件/㎡)と好調に推移しています。)。

平均築年数は 20.3年(昨年 16.9年から +20.3 %増)。平均専有面積は 71.9 ㎡ (昨年 88.6 ㎡から -18.9 %減)。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 28.6 % → 2023年 37.5 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2022年 16.9 年 → 2023年 20.3 年、+20.3 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 2.1 分 → 2023年 3.2 分、+51.7 %と大きく増加)
  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 71.4 % → 2023年 50.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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