この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2022年1月〜3月期の富山地方鉄道不二越線 (稲荷町駅~南富山駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +43.5%( +6.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて -62.5%( -5件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 19.3年(昨年 27.6年から -30.0 %減)。平均専有面積は 66.7 ㎡ (昨年 78.1 ㎡から -14.7 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。大泉駅、南富山駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは南富山駅で昨年に比べ +80.1 %、単価は 23.5 万円/㎡となった。
上位 1 駅(南富山駅)は +80.1 %(単価 +10.4 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(大泉駅)は +29.1 %(単価 +4.5 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 27.6 年 → 2022年 19.3 年、-30.0 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 75.0 % → 2022年 66.7 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 9.6 分 → 2022年 20.3 分、+111.3 %と大きく増加)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった南富山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +80.1%( +10.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった大泉駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +29.1%( +4.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
富山地方鉄道不二越線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
稲荷町駅 | - | 20.0万/㎡ (21.0年/80.0㎡) | - |
栄町駅 | - | - | - |
不二越駅 | - | 21.3万/㎡ (20.0年/75.0㎡) | - |
大泉駅 | 20.0万/㎡ (24.0年/70.0㎡) | 15.5万/㎡ (33.0年/77.5㎡) | - |
南富山駅 | 23.5万/㎡ (17.0年/65.0㎡) | 13.0万/㎡ (28.5年/78.8㎡) | 16.1万/㎡ (22.3年/65.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
南富山駅 23.5 万/㎡(昨年同期比 +80.1 %)
南富山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +80.1%( +10.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 17.0年(昨年 28.5年から -40.3 %減)。平均専有面積は 65.0 ㎡ (昨年 78.8 ㎡から -17.5 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 28.5 年 → 2022年 17.0 年、-40.3 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 75.0 % → 2022年 50.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 11.8 分 → 2022年 21.5 分、+83.0 %と大きく増加)
大泉駅 20.0 万/㎡(昨年同期比 +29.1 %)
大泉駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +29.1%( +4.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 24.0年(昨年 33.0年から -27.3 %減)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 77.5 ㎡から -9.7 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 33.0 年 → 2022年 24.0 年、-27.3 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 7.0 分 → 2022年 18.0 分、+157.1 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示