【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2019年10月〜12月期の近鉄京都線 (高の原駅～大和西大寺駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.5万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2018年)に比べて +0.5％( +0.1万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 6 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 30.3年(昨年 19.1年から +58.5 ％増)。平均専有面積は 75.8 ㎡ (昨年 77.5 ㎡から -2.2 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。大和西大寺駅は、昨年から 5 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは大和西大寺駅で昨年に比べ +5.9 ％、単価は 34.5 万円/㎡となった。
上位 1 駅(大和西大寺駅)は +5.9 ％(単価 +1.9 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(高の原駅)は -20.1 ％(単価 -3.4 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2018年 11.7 分 → 2019年 9.7 分、-17.1 ％と減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 19.1 年 → 2019年 30.3 年、+58.5 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 33.3 ％ → 2019年 83.3 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大和西大寺駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は34.5万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2018年)に比べて +5.9％( +1.9万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった高の原駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は13.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2018年)に比べて -20.1％( -3.4万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
| 近鉄京都線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 高の原駅 | 13.6万/㎡ (32.3年/77.5㎡) | 17.0万/㎡ (22.8年/90.0㎡) | 20.1万/㎡ (25.4年/78.3㎡) |
| 平城駅 | - | - | - |
| 大和西大寺駅 | 34.5万/㎡ (29.3年/75.0㎡) | 32.5万/㎡ (17.3年/71.2㎡) | 39.1万/㎡ (7.8年/72.5㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
大和西大寺駅 34.5 万/㎡(昨年同期比 +5.9 ％)
大和西大寺駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は34.5万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2018年)に比べて +5.9％( +1.9万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 29.3年(昨年 17.3年から +69.6 ％増)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 71.2 ㎡から +5.3 ％増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 17.3 年 → 2019年 29.3 年、+69.6 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2018年 5.8 分 → 2019年 6.8 分、+17.4 ％と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 25.0 ％ → 2019年 75.0 ％)
高の原駅 13.6 万/㎡(昨年同期比 -20.1 ％)
高の原駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は13.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2018年)に比べて -20.1％( -3.4万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 32.3年(昨年 22.8年から +41.7 ％増)。平均専有面積は 77.5 ㎡ (昨年 90.0 ㎡から -13.9 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 23.5 分 → 2019年 15.5 分、-34.0 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 22.8 年 → 2019年 32.3 年、+41.7 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 ％ → 2019年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示