【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2021年1月〜3月期のJR成田線 (佐倉駅～滑河駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.1万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +28.7％( +4.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 40 件(１年前(2020年)に比べて +100.0％( +20件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 26.0年(昨年 32.4年から -19.9 ％減)。平均専有面積は 78.9 ㎡ (昨年 74.2 ㎡から +6.2 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。成田駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは成田駅で昨年に比べ +29.0 ％、単価は 20.4 万円/㎡となった。
上位 1 駅(成田駅)は +29.0 ％(単価 +4.6 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(酒々井駅)は -11.9 ％(単価 -2.1 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 32.4 年 → 2021年 26.0 年、-19.9 ％と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 36.8 ％ → 2021年 15.0 ％)
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 10.0 ％ → 2021年 10.0 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった成田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.4万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +29.0％( +4.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 21 件(１年前(2020年)に比べて +162.5％( +13件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった酒々井駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は15.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて -11.9％( -2.1万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 5 件(１年前(2020年)に比べて +150.0％( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
| JR成田線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 佐倉駅 | 17.1万/㎡ (25.0年/70.0㎡) | - | 30.0万/㎡ (12.0年/80.0㎡) |
| 酒々井駅 | 15.7万/㎡ (28.8年/74.0㎡) | 17.8万/㎡ (27.5年/87.5㎡) | 1.9万/㎡ (38.0年/80.0㎡) |
| 成田駅 | 20.4万/㎡ (26.6年/78.8㎡) | 15.8万/㎡ (37.4年/76.2㎡) | 27.4万/㎡ (26.0年/69.0㎡) |
| 成田空港駅 | - | - | - |
| 滑河駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
成田駅 20.4 万/㎡(昨年同期比 +29.0 ％)
成田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.4万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +29.0％( +4.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 21 件(１年前(2020年)に比べて +162.5％( +13件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 26.6年(昨年 37.4年から -28.9 ％減)。平均専有面積は 78.8 ㎡ (昨年 76.2 ㎡から +3.4 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 37.4 年 → 2021年 26.6 年、-28.9 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 62.5 ％ → 2021年 19.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2020年 18.5 分 → 2021年 20.9 分、+13.0 ％と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 25.0 ％ → 2021年 38.1 ％)
酒々井駅 15.7 万/㎡(昨年同期比 -11.9 ％)
酒々井駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は15.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて -11.9％( -2.1万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 5 件(１年前(2020年)に比べて +150.0％( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 28.8年(昨年 27.5年から +4.7 ％増)。平均専有面積は 74.0 ㎡ (昨年 87.5 ㎡から -15.4 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 8.5 分 → 2021年 6.8 分、-20.0 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 ％ → 2021年 40.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示