【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2020年4月〜6月期のJR成田線 (佐倉駅～滑河駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて -8.1％( -1.7万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 15 件(１年前(2019年)に比べて -42.3％( -11件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 31.1年(昨年 28.4年から +9.5 ％増)。平均専有面積は 72.7 ㎡ (昨年 72.7 ㎡から -0.0 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(成田駅)は -32.3 ％(単価 -6.6 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(酒々井駅)は -69.3 ％(単価 -19.2 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 13.3 分 → 2020年 9.7 分、-27.1 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 30.8 ％ → 2020年 21.4 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 30.8 ％ → 2020年 50.0 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった成田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は13.8万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて -32.3％( -6.6万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2019年)に比べて -75.0％( -6件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった酒々井駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は8.5万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて -69.3％( -19.2万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
| JR成田線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 佐倉駅 | - | - | - |
| 酒々井駅 | 8.5万/㎡ (39.3年/80.0㎡) | 27.7万/㎡ (13.8年/72.5㎡) | 9.4万/㎡ (30.3年/85.0㎡) |
| 成田駅 | 13.8万/㎡ (47.3年/47.5㎡) | 20.4万/㎡ (28.9年/65.0㎡) | 23.9万/㎡ (23.3年/70.8㎡) |
| 成田空港駅 | - | - | - |
| 滑河駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
成田駅 13.8 万/㎡(昨年同期比 -32.3 ％)
成田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は13.8万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて -32.3％( -6.6万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2019年)に比べて -75.0％( -6件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 47.3年(昨年 28.9年から +63.6 ％増)。平均専有面積は 47.5 ㎡ (昨年 65.0 ㎡から -26.9 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 19.8 分 → 2020年 13.0 分、-34.2 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 28.9 年 → 2020年 47.3 年、+63.6 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 25.0 ％ → 2020年 100.0 ％)
酒々井駅 8.5 万/㎡(昨年同期比 -69.3 ％)
酒々井駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は8.5万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて -69.3％( -19.2万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 39.3年(昨年 13.8年から +185.5 ％増)。平均専有面積は 80.0 ㎡ (昨年 72.5 ㎡から +10.3 ％増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 13.8 年 → 2020年 39.3 年、+185.5 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 3.0 分 → 2020年 10.0 分、+233.3 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示