この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2023年1月〜12月期の函館市電宝来・谷地頭線 (十字街駅～谷地頭駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は15.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて +44.3％( +4.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(１年前(2022年)に比べて -12.5％( -1件/㎡)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 32.8年(昨年 30.8年から +6.5 ％増)。平均専有面積は 55.0 ㎡ (昨年 45.6 ㎡から +20.5 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。十字街駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは十字街駅で昨年に比べ +50.9 ％、単価は 15.0 万円/㎡となった。
上位 1 駅(十字街駅)は +50.9 ％(単価 +5.1 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(十字街駅)は +50.9 ％(単価 +5.1 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 4.8 分 → 2023年 3.7 分、-21.8 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2022年 12.5 ％ → 2023年 14.3 ％)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2022年 75.0 ％ → 2023年 71.4 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった十字街駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は15.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて +50.9％( +5.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2022年)に比べて -16.7％( -1件/㎡)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった十字街駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は15.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて +50.9％( +5.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2022年)に比べて -16.7％( -1件/㎡)と不調に推移しています。)。
| 函館市電宝来・谷地頭線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 十字街駅 | 15.0万/㎡ (32.5年/40.0㎡) | 10.0万/㎡ (29.7年/35.8㎡) | 20.0万/㎡ (30.5年/60.0㎡) |
| 宝来町駅 | - | 12.6万/㎡ (34.3年/95.0㎡) | 12.7万/㎡ (33.3年/75.0㎡) |
| 青柳町駅 | 14.8万/㎡ (33.5年/92.5㎡) | - | 17.0万/㎡ (31.5年/100㎡) |
| 谷地頭駅 | - | 10.5万/㎡ (33.8年/55.0㎡) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
十字街駅 15.0 万/㎡(昨年同期比 +50.9 ％)
十字街駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は15.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて +50.9％( +5.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2022年)に比べて -16.7％( -1件/㎡)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 32.5年(昨年 29.7年から +9.4 ％増)。平均専有面積は 40.0 ㎡ (昨年 35.8 ㎡から +11.6 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 4.8 分 → 2023年 3.8 分、-21.4 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 66.7 ％ → 2023年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示