この記事は不動産鑑定士の竹内英二氏、宅地建物取引士の岩野愛弓氏により監修されたものです
【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年4月〜6月期の由利高原鉄道鳥海山ろく線 (羽後本荘駅~矢島駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.9万円/坪(7.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -35.2%( -13.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 14 件(1年前(2022年)に比べて +27.3%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 38.3年(昨年 26.8年から +43.0 %増)。平均土地面積は 105.4 坪 (昨年 90.1 坪から +17.0 %増)。平均建物面積は 39.6 坪 (昨年 44.2 坪から -10.4 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(羽後本荘駅)は -44.1 %(坪単価 -18.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(羽後本荘駅)は -44.1 %(坪単価 -18.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 50.0 % → 2023年 25.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 26.8 年 → 2023年 38.3 年、+43.0 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 20.0 分 → 2023年 30.4 分、+51.8 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 20.0 % → 2023年 58.3 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 30.0 % → 2023年 16.7 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった羽後本荘駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.8万円/坪(7.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -44.1%( -18.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(1年前(2022年)に比べて -20.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった羽後本荘駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.8万円/坪(7.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -44.1%( -18.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(1年前(2022年)に比べて -20.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
由利高原鉄道鳥海山ろく線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
羽後本荘駅 | 23.8万/坪 (32.6年/102坪) | 42.6万/坪 (25.6年/93.9坪) | 43.5万/坪 (16.7年/113坪) |
薬師堂駅 | 44.3万/坪 (29.3年/144坪) | - | - |
子吉駅 | - | - | - |
鮎川駅 | - | - | - |
黒沢駅 | - | - | - |
前郷駅 | - | - | - |
久保田駅 | - | - | - |
西滝沢駅 | - | - | - |
吉沢駅 | - | - | - |
川辺駅 | - | 1.8万/坪 (37.3年/51.4坪) | - |
矢島駅 | 14.7万/坪 (57.6年/88.7坪) | - | 4.0万/坪 (30.3年/221坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
羽後本荘駅 23.8 万/坪(昨年同期比 -44.1 %)
羽後本荘駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.8万円/坪(7.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -44.1%( -18.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(1年前(2022年)に比べて -20.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 32.6年(昨年 25.6年から +27.2 %増)。平均土地面積は 101.9 坪 (昨年 93.9 坪から +8.5 %増)。平均建物面積は 41.1 坪 (昨年 43.2 坪から -4.9 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2022年 21.4 分 → 2023年 18.1 分、-15.3 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2022年 44.4 % → 2023年 42.9 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 25.6 年 → 2023年 32.6 年、+27.2 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 22.2 % → 2023年 42.9 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示