【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年4月〜6月期の西鉄太宰府線 (西鉄二日市駅~太宰府駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 93.2万円/坪(28.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +34.3%( +23.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(1年前(2022年)に比べて -22.2%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 19.8年(昨年 30.9年から -36.0 %減)。平均土地面積は 70.1 坪 (昨年 80.1 坪から -12.4 %減)。平均建物面積は 41.7 坪 (昨年 45.4 坪から -8.1 %減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。西鉄二日市駅、太宰府駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは太宰府駅で昨年に比べ +66.1 %、坪単価は 102 万円/坪となった。
上位 1 駅(太宰府駅)は +66.1 %(坪単価 +40.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(西鉄五条駅)は +3.8 %(坪単価 +2.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 30.9 年 → 2023年 19.8 年、-36.0 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 27.8 % → 2023年 50.0 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 50.0 % → 2023年 21.4 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 12.3 分 → 2023年 17.3 分、+40.2 %と大きく増加)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった太宰府駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 102万円/坪(30.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +66.1%( +40.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2022年)に比べて -25.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった西鉄五条駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.7万円/坪(21.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +3.8%( +2.5万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
西鉄太宰府線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
西鉄二日市駅 | 97.0万/坪 (15.3年/71.7坪) | 79.3万/坪 (19.8年/78.4坪) | 95.2万/坪 (21.9年/68.5坪) |
西鉄五条駅 | 69.7万/坪 (26.6年/49.4坪) | 67.2万/坪 (33.6年/77.6坪) | 43.3万/坪 (33.8年/80.2坪) |
太宰府駅 | 102万/坪 (20.1年/79.2坪) | 61.3万/坪 (39.5年/82.4坪) | 38.0万/坪 (34.1年/109坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
太宰府駅 101.8 万/坪(昨年同期比 +66.1 %)
太宰府駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 102万円/坪(30.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +66.1%( +40.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2022年)に比べて -25.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 20.1年(昨年 39.5年から -49.2 %減)。平均土地面積は 79.2 坪 (昨年 82.4 坪から -4.0 %減)。平均建物面積は 34.3 坪 (昨年 31.8 坪から +7.9 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 39.5 年 → 2023年 20.1 年、-49.2 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 12.5 % → 2023年 66.7 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 16.0 分 → 2023年 23.0 分、+43.8 %と大きく増加)
西鉄五条駅 69.7 万/坪(昨年同期比 +3.8 %)
西鉄五条駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.7万円/坪(21.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +3.8%( +2.5万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 26.6年(昨年 33.6年から -20.8 %減)。平均土地面積は 49.4 坪 (昨年 77.6 坪から -36.4 %減)。平均建物面積は 37.3 坪 (昨年 50.7 坪から -26.4 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 33.6 年 → 2023年 26.6 年、-20.8 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 66.7 % → 2023年 33.3 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 9.0 分 → 2023年 16.0 分、+77.8 %と大きく増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2022年 33.3 % → 2023年 33.3 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示