【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年4月〜9月期のJR予土線 (真土駅~北宇和島駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.3万円/坪(5.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -22.4%( -5.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(1年前(2022年)に比べて -46.7%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 42.3年(昨年 33.2年から +27.2 %増)。平均土地面積は 56.9 坪 (昨年 127.8 坪から -55.5 %減)。平均建物面積は 32.9 坪 (昨年 35.4 坪から -7.2 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。北宇和島駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは北宇和島駅で昨年に比べ +26.3 %、坪単価は 20.9 万円/坪となった。
上位 1 駅(北宇和島駅)は +26.3 %(坪単価 +4.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(務田駅)は -46.4 %(坪単価 -7.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 17.4 分 → 2023年 13.9 分、-20.3 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 38.5 % → 2023年 25.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 33.2 年 → 2023年 42.3 年、+27.2 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 38.5 % → 2023年 75.0 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2022年 13.3 % → 2023年 12.5 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった北宇和島駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.9万円/坪(6.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +26.3%( +4.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2022年)に比べて +600.0%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった務田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.3万円/坪(2.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -46.4%( -7.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR予土線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
真土駅 | - | - | - |
吉野生駅 | - | - | - |
松丸駅 | - | 22.1万/坪 (39.8年/278坪) | - |
出目駅 | - | 23.9万/坪 (19.8年/83.9坪) | 17.9万/坪 (38.2年/107坪) |
近永駅 | - | 21.6万/坪 (37.8年/154坪) | 52.0万/坪 (23.3年/113坪) |
深田駅 | - | - | - |
大内駅 | - | - | - |
二名駅 | - | - | - |
伊予宮野下駅 | - | 50.5万/坪 (25.0年/93.8坪) | 14.6万/坪 (23.9年/228坪) |
務田駅 | 8.3万/坪 (42.3年/84.7坪) | 15.4万/坪 (38.3年/59.7坪) | - |
北宇和島駅 | 20.9万/坪 (42.3年/52.9坪) | 16.5万/坪 (17.3年/22.7坪) | 63.3万/坪 (27.1年/50.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
北宇和島駅 20.9 万/坪(昨年同期比 +26.3 %)
北宇和島駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.9万円/坪(6.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +26.3%( +4.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2022年)に比べて +600.0%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 42.3年(昨年 17.3年から +144.9 %増)。平均土地面積は 52.9 坪 (昨年 22.7 坪から +133.3 %増)。平均建物面積は 34.1 坪 (昨年 21.2 坪から +61.2 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 21.0 分 → 2023年 12.9 分、-38.8 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 17.3 年 → 2023年 42.3 年、+144.9 %と大きく増加)
務田駅 8.3 万/坪(昨年同期比 -46.4 %)
務田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.3万円/坪(2.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -46.4%( -7.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 42.3年(昨年 38.3年から +10.5 %増)。平均土地面積は 84.7 坪 (昨年 59.7 坪から +41.8 %増)。平均建物面積は 24.2 坪 (昨年 18.9 坪から +28.0 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2022年 38.3 年 → 2023年 42.3 年、+10.5 %と増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 2.5 分 → 2023年 21.0 分、+740.0 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 50.0 % → 2023年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示