【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年1月〜6月期の名鉄名古屋本線 (笠松駅~岐南駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.3万円/坪(15.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +22.8%( +9.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2022年)に比べて -66.7%( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 29.9年(昨年 25.9年から +15.4 %増)。平均土地面積は 59.0 坪 (昨年 78.9 坪から -25.2 %減)。平均建物面積は 50.2 坪 (昨年 47.7 坪から +5.3 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。岐南駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは岐南駅で昨年に比べ +73.9 %、坪単価は 69.9 万円/坪となった。
上位 1 駅(岐南駅)は +73.9 %(坪単価 +29.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(笠松駅)は -9.3 %(坪単価 -4.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 16.7 分 → 2023年 7.8 分、-53.2 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 5.6 % → 2023年 16.7 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 18.8 % → 2023年 33.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2022年 25.9 年 → 2023年 29.9 年、+15.4 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 31.2 % → 2023年 50.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった岐南駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.9万円/坪(21.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +73.9%( +29.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて -75.0%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった笠松駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 38.9万円/坪(11.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -9.3%( -4.0万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 4 件(1年前(2022年)に比べて -60.0%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
名鉄名古屋本線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
笠松駅 | 38.9万/坪 (33.5年/59.7坪) | 42.9万/坪 (24.4年/62.0坪) | 43.8万/坪 (18.6年/99.6坪) |
岐南駅 | 69.9万/坪 (22.6年/57.5坪) | 40.2万/坪 (28.5年/100坪) | 83.9万/坪 (4.7年/77.1坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
岐南駅 69.9 万/坪(昨年同期比 +73.9 %)
岐南駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.9万円/坪(21.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +73.9%( +29.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて -75.0%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 22.6年(昨年 28.5年から -20.5 %減)。平均土地面積は 57.5 坪 (昨年 100.0 坪から -42.5 %減)。平均建物面積は 37.1 坪 (昨年 60.5 坪から -38.8 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 28.5 年 → 2023年 22.6 年、-20.5 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2022年 11.8 分 → 2023年 10.0 分、-14.9 %と減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 16.7 % → 2023年 50.0 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 33.3 % → 2023年 50.0 %)
笠松駅 38.9 万/坪(昨年同期比 -9.3 %)
笠松駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 38.9万円/坪(11.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -9.3%( -4.0万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 4 件(1年前(2022年)に比べて -60.0%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 33.5年(昨年 24.4年から +37.6 %増)。平均土地面積は 59.7 坪 (昨年 62.0 坪から -3.7 %減)。平均建物面積は 59.0 坪 (昨年 38.7 坪から +52.3 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 20.7 分 → 2023年 6.8 分、-67.4 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 10.0 % → 2023年 25.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 24.4 年 → 2023年 33.5 年、+37.6 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 30.0 % → 2023年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示