【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年10月〜12月期の流鉄流山線 (馬橋駅~流山駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 98.4万円/坪(29.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +16.6%( +14.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 12 件(1年前(2022年)に比べて -68.4%( -26件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 24.9年(昨年 24.8年から +0.4 %増)。平均土地面積は 59.4 坪 (昨年 34.7 坪から +71.2 %増)。平均建物面積は 34.2 坪 (昨年 27.3 坪から +25.6 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。馬橋駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは平和台駅で昨年に比べ +155.9 %、坪単価は 160 万円/坪となった。
上位 1 駅(平和台駅)は +155.9 %(坪単価 +97.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(流山駅)は -74.8 %(坪単価 -68.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 29.4 % → 2023年 22.2 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 8.8 % → 2023年 11.1 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 20.6 % → 2023年 33.3 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった平和台駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 160万円/坪(48.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +155.9%( +97.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった流山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.9万円/坪(6.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -74.8%( -68.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
流鉄流山線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
馬橋駅 | 113万/坪 (21.1年/42.6坪) | 82.2万/坪 (25.8年/33.0坪) | 61.5万/坪 (30.6年/36.6坪) |
幸谷駅 | - | - | - |
小金城趾駅 | 86.8万/坪 (18.8年/40.8坪) | 110万/坪 (16.4年/33.3坪) | 69.6万/坪 (25.8年/30.3坪) |
鰭ケ崎駅 | - | - | 85.7万/坪 (13.8年/33.3坪) |
平和台駅 | 160万/坪 (0年/149坪) | 62.4万/坪 (7.8年/47.6坪) | 75.9万/坪 (22.4年/77.1坪) |
流山駅 | 22.9万/坪 (39.3年/37.8坪) | 90.9万/坪 (35.8年/65.0坪) | 39.7万/坪 (0年/22.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
平和台駅 159.8 万/坪(昨年同期比 +155.9 %)
平和台駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 160万円/坪(48.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +155.9%( +97.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 149.0 坪 (昨年 47.6 坪から +212.7 %増)。平均建物面積は 36.3 坪 (昨年 27.2 坪から +33.3 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 6.0 分 → 2023年 10.0 分、+66.7 %と大きく増加)
流山駅 22.9 万/坪(昨年同期比 -74.8 %)
流山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.9万円/坪(6.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -74.8%( -68.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 39.3年(昨年 35.8年から +9.8 %増)。平均土地面積は 37.8 坪 (昨年 65.0 坪から -41.9 %減)。平均建物面積は 52.2 坪 (昨年 36.3 坪から +43.8 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 15.0 分 → 2023年 11.0 分、-26.7 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 100.0 % → 2023年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示