【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年10月〜12月期のJR山陰本線 (梁瀬駅～居組駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.5万円/坪(2.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -7.3％( -0.5万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 52 件(１年前(2021年)に比べて +33.3％( +13件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 106.8 坪 (昨年 124.5 坪から -14.2 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。江原駅、香住駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは養父駅で昨年に比べ +203.5 ％、坪単価は 6.5 万円/坪となった。
上位 2 駅(養父駅、梁瀬駅)は +172.9 ％(坪単価 +4.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(浜坂駅、八鹿駅)は -41.9 ％(坪単価 -4.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 40.3 分 → 2022年 35.4 分、-12.3 ％と減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 10.3 ％ → 2022年 3.8 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった豊岡駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.4万円/坪(3.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -11.4％( -1.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 15 件(１年前(2021年)に比べて +36.4％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった国府駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.2万円/坪(0.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -19.9％( -0.5万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
| JR山陰本線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 梁瀬駅 | 8.3万/坪 (24.2坪) | 3.4万/坪 (209坪) | 2.7万/坪 (110坪) |
| 和田山駅 | 1.9万/坪 (89.5坪) | - | 9.1万/坪 (143坪) |
| 養父駅 | 6.5万/坪 (81.7坪) | 2.2万/坪 (69.6坪) | 2.6万/坪 (126坪) |
| 八鹿駅 | 3.4万/坪 (92.3坪) | 5.0万/坪 (88.1坪) | 1.9万/坪 (86.2坪) |
| 江原駅 | 8.1万/坪 (111坪) | 4.6万/坪 (130坪) | 4.1万/坪 (66.9坪) |
| 国府駅 | 2.2万/坪 (70.6坪) | 2.7万/坪 (241坪) | 6.4万/坪 (172坪) |
| 豊岡駅 | 10.4万/坪 (151坪) | 11.7万/坪 (115坪) | 12.4万/坪 (78.3坪) |
| 玄武洞駅 | - | - | - |
| 城崎温泉駅 | 9.1万/坪 (43.1坪) | 9.0万/坪 (33.3坪) | 6.6万/坪 (75.6坪) |
| 竹野駅 | 0.9万/坪 (62.8坪) | - | - |
| 佐津駅 | - | 4.6万/坪 (43.9坪) | - |
| 柴山駅 | 1.3万/坪 (127坪) | - | - |
| 香住駅 | 2.4万/坪 (153坪) | 1.6万/坪 (52.4坪) | 3.9万/坪 (77.5坪) |
| 餘部駅 | - | - | - |
| 久谷駅 | - | - | - |
| 浜坂駅 | 7.3万/坪 (59.4坪) | 15.2万/坪 (113坪) | 4.4万/坪 (119坪) |
| 諸寄駅 | - | - | 8.7万/坪 (75.6坪) |
| 居組駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
養父駅 6.5 万/坪(昨年同期比 +203.5 ％)
養父駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.5万円/坪(2.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +203.5％( +4.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 81.7 坪 (昨年 69.6 坪から +17.4 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 75.0 分 → 2022年 45.0 分、-40.0 ％と大きく減少)
梁瀬駅 8.3 万/坪(昨年同期比 +142.3 ％)
梁瀬駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.3万円/坪(2.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +142.3％( +4.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 24.2 坪 (昨年 209.5 坪から -88.4 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 22.2 分 → 2022年 10.0 分、-55.1 ％と大きく減少)
浜坂駅 7.3 万/坪(昨年同期比 -51.8 ％)
浜坂駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.3万円/坪(2.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -51.8％( -7.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2021年)に比べて +100.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 59.4 坪 (昨年 113.4 坪から -47.7 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 13.0 分 → 2022年 67.8 分、+421.2 ％と大きく増加)
八鹿駅 3.4 万/坪(昨年同期比 -31.9 ％)
八鹿駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.4万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -31.9％( -1.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて -40.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 92.3 坪 (昨年 88.1 坪から +4.7 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2021年 75.6 分 → 2022年 90.0 分、+19.0 ％と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示