【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2023年1月〜3月期のJR筑豊本線 (若松駅~飯塚駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +37.1%( +5.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2022年)に比べて -35.7%( -5件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 20.7年(昨年 23.8年から -13.1 %減)。平均専有面積は 65.0 ㎡ (昨年 67.5 ㎡から -3.7 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。折尾駅、新飯塚駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは新飯塚駅で昨年に比べ +67.9 %、単価は 25.9 万円/㎡となった。
上位 1 駅(新飯塚駅)は +67.9 %(単価 +10.5 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(本城駅)は -16.3 %(単価 -3.5 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2022年 23.8 年 → 2023年 20.7 年、-13.1 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 69.2 % → 2023年 44.4 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 24.1 分 → 2023年 35.7 分、+47.7 %と大きく増加)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新飯塚駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +67.9%( +10.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった本城駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて -16.3%( -3.5万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
JR筑豊本線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
若松駅 | - | 8.8万/㎡ (24.0年/80.0㎡) | - |
藤ノ木駅 | - | - | - |
奥洞海駅 | - | - | - |
二島駅 | - | 8.4万/㎡ (32.0年/65.0㎡) | 10.1万/㎡ (34.0年/57.5㎡) |
本城駅 | 17.8万/㎡ (25.3年/53.3㎡) | 21.3万/㎡ (22.7年/71.7㎡) | 19.1万/㎡ (18.5年/66.7㎡) |
折尾駅 | 21.4万/㎡ (18.8年/68.0㎡) | 15.2万/㎡ (26.0年/58.3㎡) | 20.0万/㎡ (18.5年/70.8㎡) |
中間駅 | - | - | - |
直方駅 | - | - | - |
鯰田駅 | - | - | - |
浦田駅 | - | - | - |
新飯塚駅 | 25.9万/㎡ (16.0年/85.0㎡) | 15.4万/㎡ (14.5年/85.0㎡) | 21.9万/㎡ (13.3年/85.0㎡) |
飯塚駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
新飯塚駅 25.9 万/㎡(昨年同期比 +67.9 %)
新飯塚駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +67.9%( +10.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 16.0年(昨年 14.5年から +10.3 %増)。平均専有面積は 85.0 ㎡ (昨年 85.0 ㎡から +0.0 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 17.0 分 → 2023年 1.0 分、-94.1 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2022年 14.5 年 → 2023年 16.0 年、+10.3 %と増加)
本城駅 17.8 万/㎡(昨年同期比 -16.3 %)
本城駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて -16.3%( -3.5万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 25.3年(昨年 22.7年から +11.8 %増)。平均専有面積は 53.3 ㎡ (昨年 71.7 ㎡から -25.6 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2022年 66.7 % → 2023年 66.7 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2022年 22.7 年 → 2023年 25.3 年、+11.8 %と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示