【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2022年1月〜9月期の近鉄天理線 (二階堂駅~天理駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +14.8%( +2.7万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて -16.7%( -1件/㎡)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 22.6年(昨年 20.2年から +11.8 %増)。平均専有面積は 62.0 ㎡ (昨年 65.0 ㎡から -4.6 %減)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全体的に上昇基調。前栽駅、天理駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは天理駅で昨年に比べ +28.6 %、単価は 34.1 万円/㎡となった。
上位 1 駅(天理駅)は +28.6 %(単価 +7.6 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(前栽駅)は +21.1 %(単価 +2.2 万円/㎡)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2021年 20.2 年 → 2022年 22.6 年、+11.8 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 60.0 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった天理駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は34.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +28.6%( +7.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -33.3%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった前栽駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は12.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +21.1%( +2.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
近鉄天理線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
二階堂駅 | - | - | 11.3万/㎡ (29.3年/60.0㎡) |
前栽駅 | 12.6万/㎡ (28.1年/60.0㎡) | 10.4万/㎡ (27.2年/66.7㎡) | 13.4万/㎡ (25.4年/60.0㎡) |
天理駅 | 34.1万/㎡ (14.4年/65.0㎡) | 26.5万/㎡ (13.3年/63.3㎡) | 20.8万/㎡ (17.4年/67.5㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
天理駅 34.1 万/㎡(昨年同期比 +28.6 %)
天理駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は34.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +28.6%( +7.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -33.3%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 14.4年(昨年 13.3年から +8.5 %増)。平均専有面積は 65.0 ㎡ (昨年 63.3 ㎡から +2.6 %増)。
前栽駅 12.6 万/㎡(昨年同期比 +21.1 %)
前栽駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は12.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +21.1%( +2.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 28.1年(昨年 27.2年から +3.4 %増)。平均専有面積は 60.0 ㎡ (昨年 66.7 ㎡から -10.0 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示