
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2025年1月〜3月期のJR土讃線 (土佐大津駅~朝倉駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -15.9%( -4.5万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 11 件(1年前(2024年)に比べて +22.2%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 24.6年(昨年 22.3年から +10.1 %増)。平均専有面積は 79.5 ㎡ (昨年 70.0 ㎡から +13.6 %増)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全ての駅において下落した。高知駅は、昨年から 5 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは高知駅で昨年に比べ -12.2 %、単価は 27.5 万円/㎡となった。
上位 1 駅(高知駅)は -12.2 %(単価 -3.8 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(高知駅)は -12.2 %(単価 -3.8 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 11.1 % → 2025年 20.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2024年 22.3 年 → 2025年 24.6 年、+10.1 %と増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 9.9 分 → 2025年 18.8 分、+90.3 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2024年 55.6 % → 2025年 60.0 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった高知駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -12.2%( -3.8万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 6 件(1年前(2024年)に比べて +50.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった高知駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -12.2%( -3.8万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 6 件(1年前(2024年)に比べて +50.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
JR土讃線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
土佐大津駅 | - | - | - |
土佐一宮駅 | - | - | - |
薊野駅 | - | 25.0万/㎡ (19.0年/100㎡) | 22.5万/㎡ (25.0年/80.0㎡) |
高知駅 | 27.5万/㎡ (24.2年/83.3㎡) | 31.3万/㎡ (20.5年/62.5㎡) | 36.2万/㎡ (10.6年/76.7㎡) |
入明駅 | - | 31.6万/㎡ (20.7年/70.0㎡) | 37.5万/㎡ (8.0年/80.0㎡) |
円行寺口駅 | 21.0万/㎡ (4.0年/75.0㎡) | - | 40.0万/㎡ (1.0年/55.0㎡) |
旭駅 | - | 8.6万/㎡ (38.0年/70.0㎡) | 18.6万/㎡ (46.0年/70.0㎡) |
高知商業前駅 | - | - | - |
朝倉駅 | 18.0万/㎡ (32.4年/75.0㎡) | - | 18.8万/㎡ (20.0年/82.5㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
高知駅 27.5 万/㎡(昨年同期比 -12.2 %)
高知駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -12.2%( -3.8万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 6 件(1年前(2024年)に比べて +50.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 24.2年(昨年 20.5年から +17.9 %増)。平均専有面積は 83.3 ㎡ (昨年 62.5 ㎡から +33.3 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 50.0 % → 2025年 50.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2024年 20.5 年 → 2025年 24.2 年、+17.9 %と増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 10.5 分 → 2025年 16.2 分、+54.0 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 25.0 % → 2025年 16.7 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示