物件種別
対象路線
調査期間
中古マンション
2025年
2025年1月9月

この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています

記事監修:岩野 愛弓
【監修者】

宅地建物取引士・日商簿記2級

岩野 愛弓 (監修者)

注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...

中古マンション相場の概況

2025年1月〜9月期のJR大阪環状線 (大阪駅天満駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は77.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +9.1%( +6.4万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 1082 件(1年前(2024年)に比べて -22.2%( -309件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 19.9年(昨年 20.6年から -3.2 %減)。平均専有面積は 53.9 ㎡ (昨年 55.1 ㎡から -2.3 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少。

値上がりした駅数は 15 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。全体的に上昇基調。福島駅天王寺駅寺田町駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは新今宮駅で昨年に比べ +122.8 %、単価は 66.0 万円/㎡となった。

上位 2 駅(新今宮駅寺田町駅)は +85.0 %(単価 +29.0 万円/㎡)の上昇。一方、下位 2 駅(芦原橋駅鶴橋駅)は -7.8 %(単価 -6.4 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 28.2 % → 2025年 22.2 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2024年 34.2 % → 2025年 36.4 %)

価格下落要因

  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 10.1 % → 2025年 7.2 %)
  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 11.1 % → 2025年 8.8 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった大阪駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は201万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -3.2%( -6.7万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 20 件(1年前(2024年)に比べて -39.4%( -13件/㎡)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった大阪城公園駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は44.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +9.5%( +3.9万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 8 件(1年前(2024年)に比べて -11.1%( -1件/㎡)と不調に推移しています。)。

JR大阪環状線(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
JR大阪環状線現状(2025)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
大阪駅201万/㎡
(17.5年/68.2㎡)
208万/㎡
(14.6年/78.8㎡)
146万/㎡
(18.7年/68.8㎡)
福島駅116万/㎡
(15.5年/59.9㎡)
95.3万/㎡
(16.4年/53.9㎡)
85.0万/㎡
(16.3年/53.4㎡)
野田駅77.4万/㎡
(16.8年/55.6㎡)
77.1万/㎡
(14.5年/49.9㎡)
72.2万/㎡
(13.7年/58.7㎡)
西九条駅63.4万/㎡
(18.2年/56.1㎡)
56.6万/㎡
(19.7年/60.0㎡)
53.1万/㎡
(21.2年/59.7㎡)
弁天町駅58.3万/㎡
(21.9年/56.2㎡)
57.5万/㎡
(21.3年/59.9㎡)
55.2万/㎡
(20.3年/53.8㎡)
大正駅52.1万/㎡
(23.4年/49.6㎡)
46.0万/㎡
(24.8年/52.8㎡)
52.9万/㎡
(22.7年/48.8㎡)
芦原橋駅83.7万/㎡
(5.6年/24.5㎡)
91.3万/㎡
(5.4年/21.0㎡)
76.7万/㎡
(7.5年/27.7㎡)
今宮駅75.0万/㎡
(10.7年/24.4㎡)
79.4万/㎡
(10.1年/23.0㎡)
78.0万/㎡
(7.9年/25.3㎡)
新今宮駅66.0万/㎡
(25.3年/37.5㎡)
29.6万/㎡
(38.5年/55.0㎡)
23.8万/㎡
(42.3年/40.0㎡)
天王寺駅83.2万/㎡
(26.7年/62.9㎡)
67.1万/㎡
(24.0年/55.9㎡)
71.0万/㎡
(20.3年/64.4㎡)
寺田町駅67.7万/㎡
(21.0年/45.0㎡)
46.0万/㎡
(30.4年/50.8㎡)
58.3万/㎡
(20.1年/44.3㎡)
桃谷駅72.5万/㎡
(15.3年/60.5㎡)
61.6万/㎡
(21.6年/64.6㎡)
55.2万/㎡
(22.0年/64.3㎡)
鶴橋駅65.5万/㎡
(22.4年/55.2㎡)
70.6万/㎡
(17.8年/51.3㎡)
57.8万/㎡
(24.2年/51.4㎡)
玉造駅78.2万/㎡
(16.1年/53.7㎡)
77.3万/㎡
(16.0年/52.9㎡)
68.0万/㎡
(16.8年/53.8㎡)
森ノ宮駅74.3万/㎡
(18.6年/48.7㎡)
69.7万/㎡
(18.2年/49.4㎡)
60.1万/㎡
(20.1年/47.6㎡)
大阪城公園駅44.7万/㎡
(37.2年/64.4㎡)
40.8万/㎡
(35.1年/63.3㎡)
39.1万/㎡
(34.1年/66.5㎡)
京橋駅68.4万/㎡
(20.5年/45.6㎡)
61.6万/㎡
(23.1年/49.9㎡)
56.5万/㎡
(22.6年/48.9㎡)
桜ノ宮駅70.1万/㎡
(21.6年/60.7㎡)
58.5万/㎡
(25.7年/68.9㎡)
58.5万/㎡
(22.0年/56.8㎡)
天満駅63.8万/㎡
(31.5年/57.2㎡)
61.7万/㎡
(27.8年/59.2㎡)
58.5万/㎡
(25.1年/61.8㎡)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

新今宮駅66.0 万/㎡(昨年同期比 +122.8 %)

新今宮駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は66.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +122.8%( +36.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて -33.3%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 25.3年(昨年 38.5年から -34.4 %減)。平均専有面積は 37.5 ㎡ (昨年 55.0 ㎡から -31.8 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2024年 38.5 年 → 2025年 25.3 年、-34.4 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 66.7 % → 2025年 50.0 %)

寺田町駅67.7 万/㎡(昨年同期比 +47.2 %)

寺田町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は67.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +47.2%( +21.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 49 件(1年前(2024年)に比べて +22.5%( +9件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 21.0年(昨年 30.4年から -31.0 %減)。平均専有面積は 45.0 ㎡ (昨年 50.8 ㎡から -11.3 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2024年 30.4 年 → 2025年 21.0 年、-31.0 %と大きく減少)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 2.5 % → 2025年 12.5 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 45.0 % → 2025年 18.8 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2024年 5.4 分 → 2025年 6.1 分、+13.2 %と増加)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 48.7 % → 2025年 38.3 %)
  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 12.8 % → 2025年 4.3 %)

芦原橋駅83.7 万/㎡(昨年同期比 -8.4 %)

芦原橋駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は83.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -8.4%( -7.6万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 21 件(1年前(2024年)に比べて +110.0%( +11件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 5.6年(昨年 5.4年から +3.7 %増)。平均専有面積は 24.5 ㎡ (昨年 21.0 ㎡から +16.8 %増)。

価格上昇要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 10.0 % → 2025年 15.0 %)

価格下落要因

  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 60.0 % → 2025年 10.0 %)

鶴橋駅65.5 万/㎡(昨年同期比 -7.3 %)

鶴橋駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は65.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -7.3%( -5.2万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 51 件(1年前(2024年)に比べて -33.8%( -26件/㎡)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 22.4年(昨年 17.8年から +25.8 %増)。平均専有面積は 55.2 ㎡ (昨年 51.3 ㎡から +7.6 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 31.6 % → 2025年 16.0 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 17.1 % → 2025年 22.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2024年 17.8 年 → 2025年 22.4 年、+25.8 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 14.5 % → 2025年 32.0 %)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 23.7 % → 2025年 10.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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