
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年4月〜6月期の京阪京津線 (御陵駅~四宮駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は36.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +40.2%( +10.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2023年)に比べて +200.0%( +6件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 25.4年(昨年 32.6年から -22.2 %減)。平均専有面積は 68.3 ㎡ (昨年 48.3 ㎡から +41.4 %増)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全体的に上昇基調。御陵駅、四宮駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは御陵駅で昨年に比べ +62.9 %、単価は 48.1 万円/㎡となった。
上位 1 駅(御陵駅)は +62.9 %(単価 +18.6 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(四宮駅)は +40.1 %(単価 +8.0 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 32.6 年 → 2024年 25.4 年、-22.2 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 66.7 % → 2024年 11.1 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 3.7 分 → 2024年 5.1 分、+39.4 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2023年 66.7 % → 2024年 55.6 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった御陵駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は48.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +62.9%( +18.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2023年)に比べて +100.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった四宮駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +40.1%( +8.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2023年)に比べて +400.0%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
京阪京津線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
御陵駅 | 48.1万/㎡ (15.5年/68.8㎡) | 29.5万/㎡ (25.8年/50.0㎡) | - |
京阪山科駅 | - | - | - |
四宮駅 | 28.0万/㎡ (33.3年/68.0㎡) | 20.0万/㎡ (46.3年/45.0㎡) | 27.4万/㎡ (45.8年/47.5㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
御陵駅 48.1 万/㎡(昨年同期比 +62.9 %)
御陵駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は48.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +62.9%( +18.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2023年)に比べて +100.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 15.5年(昨年 25.8年から -39.8 %減)。平均専有面積は 68.8 ㎡ (昨年 50.0 ㎡から +37.5 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 25.8 年 → 2024年 15.5 年、-39.8 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 3.0 分 → 2024年 4.8 分、+58.3 %と大きく増加)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 % → 2024年 25.0 %)
四宮駅 28.0 万/㎡(昨年同期比 +40.1 %)
四宮駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +40.1%( +8.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2023年)に比べて +400.0%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 33.3年(昨年 46.3年から -28.1 %減)。平均専有面積は 68.0 ㎡ (昨年 45.0 ㎡から +51.1 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 46.3 年 → 2024年 33.3 年、-28.1 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 % → 2024年 20.0 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 % → 2024年 60.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示