【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2025年4月〜6月期のJR紀勢本線 (亀山駅~徳和駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は31.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +65.1%( +12.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(1年前(2024年)に比べて +233.3%( +7件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 17.0年(昨年 18.3年から -7.1 %減)。平均専有面積は 85.5 ㎡ (昨年 80.0 ㎡から +6.9 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。津駅、松阪駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは松阪駅で昨年に比べ +58.8 %、単価は 27.2 万円/㎡となった。
上位 1 駅(松阪駅)は +58.8 %(単価 +10.1 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(津駅)は +20.5 %(単価 +5.6 万円/㎡)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 6.0 分 → 2025年 10.3 分、+71.4 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 33.3 % → 2025年 14.3 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった津駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は33.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +20.5%( +5.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2024年)に比べて +700.0%( +7件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった松阪駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +58.8%( +10.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて +100.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
| JR紀勢本線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 亀山駅 | - | - | - |
| 一身田駅 | - | - | - |
| 津駅 | 33.0万/㎡ (17.5年/84.4㎡) | 27.4万/㎡ (18.3年/95.0㎡) | 30.2万/㎡ (19.5年/68.0㎡) |
| 阿漕駅 | - | - | - |
| 高茶屋駅 | - | 13.3万/㎡ (0年/75.0㎡) | - |
| 松阪駅 | 27.2万/㎡ (14.8年/90.0㎡) | 17.1万/㎡ (18.3年/70.0㎡) | 21.7万/㎡ (22.3年/92.5㎡) |
| 徳和駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
松阪駅 27.2 万/㎡(昨年同期比 +58.8 %)
松阪駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +58.8%( +10.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて +100.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 14.8年(昨年 18.3年から -19.2 %減)。平均専有面積は 90.0 ㎡ (昨年 70.0 ㎡から +28.6 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2024年 18.3 年 → 2025年 14.8 年、-19.2 %と減少)
津駅 33.0 万/㎡(昨年同期比 +20.5 %)
津駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は33.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +20.5%( +5.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2024年)に比べて +700.0%( +7件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 17.5年(昨年 18.3年から -4.1 %減)。平均専有面積は 84.4 ㎡ (昨年 95.0 ㎡から -11.2 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 7.0 分 → 2025年 10.3 分、+46.9 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示