【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2025年4月〜6月期の東海交通事業城北線 (枇杷島駅~勝川駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は34.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -8.3%( -3.1万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 14 件(1年前(2024年)に比べて -17.6%( -3件/㎡)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 18.2年(昨年 16.0年から +13.5 %増)。平均専有面積は 77.1 ㎡ (昨年 78.2 ㎡から -1.4 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。勝川駅は、昨年から 5 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは勝川駅で昨年に比べ +8.5 %、単価は 42.4 万円/㎡となった。
上位 1 駅(勝川駅)は +8.5 %(単価 +3.3 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(枇杷島駅)は -37.1 %(単価 -14.0 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 35.3 % → 2025年 21.4 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2024年 16.0 年 → 2025年 18.2 年、+13.5 %と増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 8.2 分 → 2025年 10.4 分、+26.5 %と大きく増加)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 17.6 % → 2025年 7.1 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった勝川駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は42.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +8.5%( +3.3万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 8 件(1年前(2024年)に比べて -38.5%( -5件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった味美駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -4.7%( -1.1万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2024年)に比べて +50.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
| 東海交通事業城北線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 枇杷島駅 | 23.8万/㎡ (13.3年/80.0㎡) | 37.8万/㎡ (12.3年/90.0㎡) | 44.7万/㎡ (11.3年/85.0㎡) |
| 尾張星の宮駅 | 23.5万/㎡ (19.3年/85.0㎡) | - | - |
| 比良駅 | 22.7万/㎡ (29.3年/75.0㎡) | - | 15.0万/㎡ (31.3年/60.0㎡) |
| 味美駅 | 22.4万/㎡ (22.6年/78.3㎡) | 23.5万/㎡ (25.8年/72.5㎡) | - |
| 勝川駅 | 42.4万/㎡ (15.6年/75.6㎡) | 39.1万/㎡ (15.1年/77.3㎡) | 41.2万/㎡ (16.3年/80.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
勝川駅 42.4 万/㎡(昨年同期比 +8.5 %)
勝川駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は42.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +8.5%( +3.3万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 8 件(1年前(2024年)に比べて -38.5%( -5件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 15.6年(昨年 15.1年から +3.5 %増)。平均専有面積は 75.6 ㎡ (昨年 77.3 ㎡から -2.2 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 8.4 分 → 2025年 6.8 分、-18.5 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 15.4 % → 2025年 33.3 %)
価格下落要因
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 23.1 % → 2025年 12.5 %)
枇杷島駅 23.8 万/㎡(昨年同期比 -37.1 %)
枇杷島駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -37.1%( -14.0万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 13.3年(昨年 12.3年から +8.2 %増)。平均専有面積は 80.0 ㎡ (昨年 90.0 ㎡から -11.1 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 5.0 分 → 2025年 8.0 分、+60.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示