【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年10月〜12月期の名鉄河和線 (太田川駅～河和駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて -10.9％( -2.2万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 12 件(１年前(2023年)に比べて -58.6％( -17件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 30.6年(昨年 26.8年から +14.0 ％増)。平均専有面積は 74.2 ㎡ (昨年 79.8 ㎡から -7.1 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。ほとんどの駅において下落した。成岩駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは半田口駅で昨年に比べ +133.7 ％、単価は 30.7 万円/㎡となった。
上位 2 駅(半田口駅、成岩駅)は +79.4 ％(単価 +10.1 万円/㎡)の上昇。一方、下位 2 駅(住吉町駅、河和駅)は -34.8 ％(単価 -5.4 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 28.3 分 → 2024年 21.0 分、-25.7 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2023年 15.4 ％ → 2024年 18.2 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2023年 26.8 年 → 2024年 30.6 年、+14.0 ％と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 7.7 ％ → 2024年 16.7 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった太田川駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は33.3万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて -25.5％( -11.4万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった住吉町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は9.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて -42.7％( -6.7万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| 名鉄河和線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 太田川駅 | 33.3万/㎡ (25.8年/75.0㎡) | 44.7万/㎡ (12.8年/72.5㎡) | 31.3万/㎡ (20.5年/76.2㎡) |
| 高横須賀駅 | - | - | - |
| 南加木屋駅 | 12.2万/㎡ (47.8年/80.0㎡) | 15.4万/㎡ (35.9年/83.1㎡) | 15.0万/㎡ (39.0年/61.0㎡) |
| 八幡新田駅 | - | - | 24.0万/㎡ (15.8年/100㎡) |
| 巽ケ丘駅 | 2.5万/㎡ (54.8年/40.0㎡) | - | - |
| 坂部駅 | - | - | - |
| 阿久比駅 | - | - | 8.7万/㎡ (53.8年/45.0㎡) |
| 植大駅 | - | - | - |
| 半田口駅 | 30.7万/㎡ (12.8年/75.0㎡) | 13.1万/㎡ (33.8年/80.0㎡) | 12.3万/㎡ (29.6年/82.0㎡) |
| 住吉町駅 | 9.0万/㎡ (38.8年/70.0㎡) | 15.7万/㎡ (0年/70.0㎡) | 17.1万/㎡ (26.8年/70.0㎡) |
| 知多半田駅 | 25.8万/㎡ (17.4年/86.7㎡) | 30.7万/㎡ (17.8年/91.7㎡) | 20.3万/㎡ (23.0年/86.2㎡) |
| 成岩駅 | 13.0万/㎡ (32.8年/100㎡) | 10.4万/㎡ (29.8年/85.0㎡) | - |
| 青山駅 | - | 23.5万/㎡ (18.8年/87.5㎡) | 23.0万/㎡ (17.8年/100㎡) |
| 上ゲ駅 | - | 17.3万/㎡ (16.8年/110㎡) | 18.3万/㎡ (15.8年/120㎡) |
| 知多武豊駅 | - | 23.0万/㎡ (15.8年/85.0㎡) | 17.6万/㎡ (15.8年/125㎡) |
| 河和駅 | 11.2万/㎡ (27.3年/55.0㎡) | 15.3万/㎡ (30.0年/58.0㎡) | 12.6万/㎡ (29.5年/55.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
半田口駅 30.7 万/㎡(昨年同期比 +133.7 ％)
半田口駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +133.7％( +17.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 12.8年(昨年 33.8年から -62.2 ％減)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 80.0 ㎡から -6.2 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 33.8 年 → 2024年 12.8 年、-62.2 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2023年 8.0 分 → 2024年 7.0 分、-12.5 ％と減少)
成岩駅 13.0 万/㎡(昨年同期比 +25.1 ％)
成岩駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は13.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +25.1％( +2.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 32.8年(昨年 29.8年から +10.1 ％増)。平均専有面積は 100.0 ㎡ (昨年 85.0 ㎡から +17.6 ％増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 ％ → 2024年 100.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2023年 29.8 年 → 2024年 32.8 年、+10.1 ％と増加)
住吉町駅 9.0 万/㎡(昨年同期比 -42.7 ％)
住吉町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は9.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて -42.7％( -6.7万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 70.0 ㎡から +0.0 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 2.0 分 → 2024年 7.0 分、+250.0 ％と大きく増加)
河和駅 11.2 万/㎡(昨年同期比 -26.8 ％)
河和駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は11.2万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて -26.8％( -4.1万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -60.0％( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 27.3年(昨年 30.0年から -9.0 ％減)。平均専有面積は 55.0 ㎡ (昨年 58.0 ㎡から -5.2 ％減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 ％ → 2024年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示