【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2025年4月〜6月期のJR武豊線 (大府駅～武豊駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.2万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2024年)に比べて +11.7％( +2.6万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 17 件(１年前(2024年)に比べて +21.4％( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 22.2年(昨年 25.1年から -11.6 ％減)。平均専有面積は 80.9 ㎡ (昨年 84.3 ㎡から -4.0 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。亀崎駅、半田駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは緒川駅で昨年に比べ +147.9 ％、単価は 43.8 万円/㎡となった。
上位 1 駅(緒川駅)は +147.9 ％(単価 +26.1 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(大府駅)は +16.8 ％(単価 +4.8 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2024年 25.1 年 → 2025年 22.2 年、-11.6 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 71.4 ％ → 2025年 70.6 ％)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 28.6 ％ → 2025年 13.3 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった緒川駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は43.8万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2024年)に比べて +147.9％( +26.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった亀崎駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は11.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2024年)に比べて +34.3％( +3.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて +100.0％( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
| JR武豊線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 大府駅 | 33.1万/㎡ (20.8年/84.4㎡) | 28.4万/㎡ (22.7年/88.6㎡) | 30.8万/㎡ (24.9年/81.1㎡) |
| 尾張森岡駅 | 24.0万/㎡ (28.3年/75.0㎡) | - | 28.0万/㎡ (26.3年/75.0㎡) |
| 緒川駅 | 43.8万/㎡ (6.3年/80.0㎡) | 17.6万/㎡ (32.3年/85.0㎡) | - |
| 石浜駅 | - | 22.2万/㎡ (17.3年/90.0㎡) | - |
| 東浦駅 | 8.1万/㎡ (30.3年/71.7㎡) | - | 19.3万/㎡ (30.3年/72.5㎡) |
| 亀崎駅 | 11.6万/㎡ (28.8年/70.0㎡) | 8.7万/㎡ (31.3年/75.0㎡) | 12.9万/㎡ (30.3年/85.0㎡) |
| 乙川駅 | - | 15.3万/㎡ (31.3年/82.5㎡) | 10.3万/㎡ (31.9年/76.7㎡) |
| 半田駅 | 23.8万/㎡ (14.3年/95.0㎡) | 18.9万/㎡ (24.8年/72.5㎡) | 18.5万/㎡ (26.6年/75.0㎡) |
| 東成岩駅 | - | - | 14.5万/㎡ (27.3年/76.7㎡) |
| 武豊駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
緒川駅 43.8 万/㎡(昨年同期比 +147.9 ％)
緒川駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は43.8万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2024年)に比べて +147.9％( +26.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 6.3年(昨年 32.3年から -80.6 ％減)。平均専有面積は 80.0 ㎡ (昨年 85.0 ㎡から -5.9 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 32.3 年 → 2025年 6.3 年、-80.6 ％と大きく減少)
大府駅 33.1 万/㎡(昨年同期比 +16.8 ％)
大府駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は33.1万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2024年)に比べて +16.8％( +4.8万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 8 件(１年前(2024年)に比べて +14.3％( +1件/㎡)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 20.8年(昨年 22.7年から -8.5 ％減)。平均専有面積は 84.4 ㎡ (昨年 88.6 ㎡から -4.7 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 12.6 分 → 2025年 10.0 分、-20.5 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2024年 71.4 ％ → 2025年 62.5 ％)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2024年 28.6 ％ → 2025年 25.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示