【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2025年4月〜6月期の静岡鉄道静岡清水線 (新静岡駅～新清水駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.1万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2024年)に比べて +1.0％( +0.3万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 17 件(１年前(2024年)に比べて +21.4％( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 27.4年(昨年 26.9年から +1.8 ％増)。平均専有面積は 72.4 ㎡ (昨年 72.9 ㎡から -0.7 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。長沼駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは草薙駅で昨年に比べ +135.5 ％、単価は 40.3 万円/㎡となった。
上位 1 駅(草薙駅)は +135.5 ％(単価 +23.2 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(音羽町駅)は -65.8 ％(単価 -48.8 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 13.9 分 → 2025年 10.2 分、-26.5 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 28.6 ％ → 2025年 17.6 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 50.0 ％ → 2025年 58.8 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった草薙駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は40.3万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2024年)に比べて +135.5％( +23.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2024年)に比べて +25.0％( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新静岡駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.4万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2024年)に比べて -51.3％( -24.7万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて -25.0％( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
| 静岡鉄道静岡清水線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 新静岡駅 | 23.4万/㎡ (32.3年/55.0㎡) | 48.2万/㎡ (13.5年/76.2㎡) | - |
| 日吉町駅 | - | - | - |
| 音羽町駅 | 25.3万/㎡ (27.3年/75.0㎡) | 74.1万/㎡ (4.3年/85.0㎡) | 15.8万/㎡ (39.8年/47.5㎡) |
| 春日町駅 | - | 12.2万/㎡ (39.8年/65.0㎡) | 15.4万/㎡ (32.6年/68.3㎡) |
| 柚木駅 | 24.4万/㎡ (23.3年/73.3㎡) | - | - |
| 長沼駅 | 32.8万/㎡ (24.9年/85.0㎡) | 28.8万/㎡ (23.3年/80.0㎡) | - |
| 古庄駅 | - | - | 19.4万/㎡ (28.8年/80.0㎡) |
| 県総合運動場駅 | - | 10.4万/㎡ (45.3年/75.0㎡) | - |
| 県立美術館前駅 | - | - | - |
| 草薙駅 | 40.3万/㎡ (29.7年/66.0㎡) | 17.1万/㎡ (35.8年/68.8㎡) | 24.7万/㎡ (30.6年/68.3㎡) |
| 御門台駅 | - | 18.6万/㎡ (27.3年/70.0㎡) | - |
| 狐ケ崎駅 | - | - | - |
| 桜橋駅 | - | - | - |
| 入江岡駅 | 21.6万/㎡ (24.3年/92.5㎡) | - | 25.3万/㎡ (25.3年/75.0㎡) |
| 新清水駅 | - | - | 18.4万/㎡ (26.3年/71.7㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
草薙駅 40.3 万/㎡(昨年同期比 +135.5 ％)
草薙駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は40.3万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2024年)に比べて +135.5％( +23.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2024年)に比べて +25.0％( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 29.7年(昨年 35.8年から -17.1 ％減)。平均専有面積は 66.0 ㎡ (昨年 68.8 ㎡から -4.0 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2024年 35.8 年 → 2025年 29.7 年、-17.1 ％と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 24.0 分 → 2025年 4.5 分、-81.2 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 50.0 ％ → 2025年 20.0 ％)
音羽町駅 25.3 万/㎡(昨年同期比 -65.8 ％)
音羽町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.3万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2024年)に比べて -65.8％( -48.8万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 27.3年(昨年 4.3年から +541.0 ％増)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 85.0 ㎡から -11.8 ％減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 4.3 年 → 2025年 27.3 年、+541.0 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 4.0 分 → 2025年 30.0 分、+650.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示