【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2025年1月〜6月期のJR高山本線 (岐阜駅~高山駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は32.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +3.7%( +1.1万円/㎡)と小幅に上昇しています。売買数は 49 件(1年前(2024年)に比べて -62.0%( -80件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 18.3年(昨年 19.7年から -6.8 %減)。平均専有面積は 74.6 ㎡ (昨年 73.5 ㎡から +1.5 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。岐阜駅は、昨年から 20 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは蘇原駅で昨年に比べ -76.3 %、単価は 4.2 万円/㎡となった。
上位 1 駅(岐阜駅)は -1.1 %(単価 -0.3 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(蘇原駅)は -76.3 %(単価 -13.5 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 6.5 % → 2025年 10.4 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2024年 44.7 % → 2025年 37.5 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 3.3 % → 2025年 6.2 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった岐阜駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は32.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -1.1%( -0.3万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 48 件(1年前(2024年)に比べて -56.8%( -63件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった蘇原駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は4.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -76.3%( -13.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -83.3%( -5件/㎡)と大幅に減少しています。)。
| JR高山本線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 岐阜駅 | 32.8万/㎡ (17.8年/75.0㎡) | 33.1万/㎡ (17.8年/72.7㎡) | 31.2万/㎡ (18.3年/77.4㎡) |
| 長森駅 | - | 18.9万/㎡ (19.8年/90.0㎡) | - |
| 那加駅 | - | - | - |
| 蘇原駅 | 4.2万/㎡ (41.3年/55.0㎡) | 17.7万/㎡ (29.1年/73.3㎡) | 10.0万/㎡ (36.2年/63.3㎡) |
| 各務ケ原駅 | - | - | - |
| 鵜沼駅 | - | 16.9万/㎡ (33.0年/80.0㎡) | 11.0万/㎡ (37.6年/68.9㎡) |
| 美濃太田駅 | - | - | - |
| 下呂駅 | - | - | - |
| 高山駅 | - | 35.3万/㎡ (18.3年/85.0㎡) | 31.4万/㎡ (22.8年/48.3㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
岐阜駅 32.8 万/㎡(昨年同期比 -1.1 %)
岐阜駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は32.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -1.1%( -0.3万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 48 件(1年前(2024年)に比べて -56.8%( -63件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 17.8年(昨年 17.8年から -0.1 %減)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 72.7 ㎡から +3.2 %増)。
価格上昇要因
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 7.6 % → 2025年 10.6 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2024年 41.0 % → 2025年 38.3 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 1.9 % → 2025年 4.3 %)
蘇原駅 4.2 万/㎡(昨年同期比 -76.3 %)
蘇原駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は4.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -76.3%( -13.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -83.3%( -5件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 41.3年(昨年 29.1年から +41.6 %増)。平均専有面積は 55.0 ㎡ (昨年 73.3 ㎡から -25.0 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 10.5 分 → 2025年 6.0 分、-42.9 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 29.1 年 → 2025年 41.3 年、+41.6 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 16.7 % → 2025年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示