
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年10月〜12月期のJR大糸線 (松本駅~島内駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は34.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +12.4%( +3.8万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 6 件(1年前(2023年)に比べて -62.5%( -10件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 18.9年(昨年 23.2年から -18.4 %減)。平均専有面積は 70.8 ㎡ (昨年 71.9 ㎡から -1.4 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全体的に上昇基調。北松本駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは北松本駅で昨年に比べ +37.8 %、単価は 33.3 万円/㎡となった。
上位 1 駅(北松本駅)は +37.8 %(単価 +9.1 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(松本駅)は +9.8 %(単価 +3.1 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2023年 23.2 年 → 2024年 18.9 年、-18.4 %と減少)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2023年 62.5 % → 2024年 66.7 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった松本駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は34.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +9.8%( +3.1万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2023年)に比べて -64.3%( -9件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった北松本駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は33.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +37.8%( +9.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
JR大糸線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
松本駅 | 34.7万/㎡ (18.0年/70.0㎡) | 31.6万/㎡ (22.1年/71.8㎡) | 41.9万/㎡ (13.7年/74.3㎡) |
北松本駅 | 33.3万/㎡ (23.8年/75.0㎡) | 24.2万/㎡ (30.8年/72.5㎡) | 27.0万/㎡ (46.8年/77.5㎡) |
島内駅 | - | - | 8.4万/㎡ (30.8年/50.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
北松本駅 33.3 万/㎡(昨年同期比 +37.8 %)
北松本駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は33.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +37.8%( +9.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 23.8年(昨年 30.8年から -22.8 %減)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 72.5 ㎡から +3.4 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 30.8 年 → 2024年 23.8 年、-22.8 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 % → 2024年 100.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 27.0 分 → 2024年 30.0 分、+11.1 %と増加)
松本駅 34.7 万/㎡(昨年同期比 +9.8 %)
松本駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は34.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +9.8%( +3.1万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2023年)に比べて -64.3%( -9件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 18.0年(昨年 22.1年から -18.8 %減)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 71.8 ㎡から -2.5 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2023年 22.1 年 → 2024年 18.0 年、-18.8 %と減少)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2023年 57.1 % → 2024年 60.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示