【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2025年1月〜6月期の北陸新幹線 (敦賀駅~福井駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -18.1%( -6.2万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 17 件(1年前(2024年)に比べて -10.5%( -2件/㎡)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 20.8年(昨年 19.8年から +4.7 %増)。平均専有面積は 63.2 ㎡ (昨年 78.7 ㎡から -19.6 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。敦賀駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは敦賀駅で昨年に比べ +68.4 %、単価は 22.3 万円/㎡となった。
上位 1 駅(敦賀駅)は +68.4 %(単価 +9.0 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(福井駅)は -21.5 %(単価 -7.9 万円/㎡)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 12.9 分 → 2025年 18.1 分、+40.5 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 36.8 % → 2025年 11.8 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった福井駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -21.5%( -7.9万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 15 件(1年前(2024年)に比べて -11.8%( -2件/㎡)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった敦賀駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +68.4%( +9.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
| 北陸新幹線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 敦賀駅 | 22.3万/㎡ (29.1年/65.0㎡) | 13.2万/㎡ (31.2年/77.5㎡) | 24.0万/㎡ (21.3年/75.0㎡) |
| 福井駅 | 28.8万/㎡ (19.5年/63.0㎡) | 36.7万/㎡ (18.5年/78.8㎡) | 25.1万/㎡ (24.4年/66.1㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
敦賀駅 22.3 万/㎡(昨年同期比 +68.4 %)
敦賀駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +68.4%( +9.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 29.1年(昨年 31.2年から -6.4 %減)。平均専有面積は 65.0 ㎡ (昨年 77.5 ㎡から -16.1 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 100.0 % → 2025年 100.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 15.0 分 → 2025年 29.5 分、+96.7 %と大きく増加)
福井駅 28.8 万/㎡(昨年同期比 -21.5 %)
福井駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -21.5%( -7.9万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 15 件(1年前(2024年)に比べて -11.8%( -2件/㎡)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 19.5年(昨年 18.5年から +5.3 %増)。平均専有面積は 63.0 ㎡ (昨年 78.8 ㎡から -20.1 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 12.6 分 → 2025年 16.6 分、+31.3 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 35.3 % → 2025年 13.3 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示