【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2025年1月〜6月期のJR信越本線 (直江津駅~新潟駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +11.3%( +2.9万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 134 件(1年前(2024年)に比べて -52.5%( -148件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 26.0年(昨年 27.9年から -6.5 %減)。平均専有面積は 64.9 ㎡ (昨年 59.6 ㎡から +8.9 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。新潟駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは新潟駅で昨年に比べ +18.0 %、単価は 30.5 万円/㎡となった。
上位 1 駅(新潟駅)は +18.0 %(単価 +4.6 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(亀田駅)は -61.5 %(単価 -11.5 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 2.5 % → 2025年 7.6 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 5.6 % → 2025年 11.5 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2024年 44.5 % → 2025年 47.1 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 6.4 % → 2025年 1.7 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新潟駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +18.0%( +4.6万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 97 件(1年前(2024年)に比べて -51.5%( -103件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった亀田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は7.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -61.5%( -11.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2024年)に比べて -16.7%( -1件/㎡)と不調に推移しています。)。
| JR信越本線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 直江津駅 | - | - | 46.4万/㎡ (7.1年/67.5㎡) |
| 潟町駅 | - | - | - |
| 柏崎駅 | 11.2万/㎡ (34.3年/60.0㎡) | - | - |
| 宮内駅 | 9.3万/㎡ (33.3年/70.0㎡) | 23.5万/㎡ (33.2年/34.2㎡) | 9.5万/㎡ (32.8年/53.8㎡) |
| 長岡駅 | 27.4万/㎡ (21.3年/63.0㎡) | 27.0万/㎡ (22.0年/62.8㎡) | 31.2万/㎡ (17.0年/65.6㎡) |
| 北長岡駅 | - | 37.3万/㎡ (7.0年/75.0㎡) | 16.0万/㎡ (30.0年/50.0㎡) |
| 三条駅 | - | - | - |
| 東三条駅 | 15.0万/㎡ (22.1年/80.0㎡) | 19.0万/㎡ (30.5年/60.8㎡) | 18.5万/㎡ (20.3年/71.9㎡) |
| 新津駅 | - | - | 6.6万/㎡ (0年/50.0㎡) |
| 亀田駅 | 7.2万/㎡ (41.3年/58.0㎡) | 18.6万/㎡ (31.6年/55.8㎡) | - |
| 越後石山駅 | - | 13.9万/㎡ (41.6年/69.0㎡) | 3.9万/㎡ (49.0年/50.0㎡) |
| 新潟駅 | 30.5万/㎡ (26.5年/65.5㎡) | 25.8万/㎡ (29.2年/59.2㎡) | 23.9万/㎡ (28.6年/62.6㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
新潟駅 30.5 万/㎡(昨年同期比 +18.0 %)
新潟駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +18.0%( +4.6万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 97 件(1年前(2024年)に比べて -51.5%( -103件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 26.5年(昨年 29.2年から -9.1 %減)。平均専有面積は 65.5 ㎡ (昨年 59.2 ㎡から +10.7 %増)。
価格上昇要因
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 0.6 % → 2025年 9.5 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 4.7 % → 2025年 9.0 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2024年 44.1 % → 2025年 47.6 %)
亀田駅 7.2 万/㎡(昨年同期比 -61.5 %)
亀田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は7.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -61.5%( -11.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2024年)に比べて -16.7%( -1件/㎡)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 41.3年(昨年 31.6年から +30.7 %増)。平均専有面積は 58.0 ㎡ (昨年 55.8 ㎡から +3.9 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 40.0 % → 2025年 40.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 31.6 年 → 2025年 41.3 年、+30.7 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 40.0 % → 2025年 60.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示