【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2025年1月〜6月期の東海道新幹線 (東京駅~品川駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は177万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +7.9%( +12.9万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 92 件(1年前(2024年)に比べて -44.9%( -75件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 21.2年(昨年 20.3年から +4.3 %増)。平均専有面積は 74.6 ㎡ (昨年 70.5 ㎡から +5.9 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。品川駅は、昨年から 5 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは品川駅で昨年に比べ +7.9 %、単価は 177 万円/㎡となった。
上位 1 駅(品川駅)は +7.9 %(単価 +13.0 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(東京駅)は +4.2 %(単価 +7.2 万円/㎡)の下落。
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 22.2 % → 2025年 58.7 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 6.6 % → 2025年 7.6 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった東京駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は179万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +4.2%( +7.2万円/㎡)と小幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2024年)に比べて +25.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった品川駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は177万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +7.9%( +13.0万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 87 件(1年前(2024年)に比べて -46.6%( -76件/㎡)と大幅に減少しています。)。
| 東海道新幹線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 東京駅 | 179万/㎡ (21.7年/48.0㎡) | 172万/㎡ (20.4年/42.5㎡) | 137万/㎡ (17.8年/42.5㎡) |
| 品川駅 | 177万/㎡ (21.1年/76.1㎡) | 164万/㎡ (20.3年/71.2㎡) | 138万/㎡ (19.3年/74.8㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
品川駅 176.8 万/㎡(昨年同期比 +7.9 %)
品川駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は177万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +7.9%( +13.0万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 87 件(1年前(2024年)に比べて -46.6%( -76件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 21.1年(昨年 20.3年から +4.1 %増)。平均専有面積は 76.1 ㎡ (昨年 71.2 ㎡から +7.0 %増)。
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 20.2 % → 2025年 59.8 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 5.5 % → 2025年 1.2 %)
東京駅 179.2 万/㎡(昨年同期比 +4.2 %)
東京駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は179万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +4.2%( +7.2万円/㎡)と小幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2024年)に比べて +25.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 21.7年(昨年 20.4年から +6.5 %増)。平均専有面積は 48.0 ㎡ (昨年 42.5 ㎡から +12.9 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 100.0 % → 2025年 40.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 7.5 分 → 2025年 11.6 分、+54.7 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示