 
 【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2025年1月〜3月期の西武豊島線 (練馬駅~豊島園駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は88.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -2.9%( -2.7万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 41 件(1年前(2024年)に比べて -81.3%( -178件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 28.2年(昨年 21.4年から +31.6 %増)。平均専有面積は 46.1 ㎡ (昨年 46.8 ㎡から -1.6 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。練馬駅は、昨年から 20 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは豊島園駅で昨年に比べ -5.9 %、単価は 75.2 万円/㎡となった。
上位 1 駅(練馬駅)は -1.9 %(単価 -1.8 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(豊島園駅)は -5.9 %(単価 -4.7 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 7.4 分 → 2025年 5.8 分、-21.7 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 21.6 % → 2025年 41.5 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 21.4 年 → 2025年 28.2 年、+31.6 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 31.2 % → 2025年 48.8 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 14.2 % → 2025年 17.1 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった練馬駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は91.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -1.9%( -1.8万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 33 件(1年前(2024年)に比べて -81.9%( -149件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった豊島園駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は75.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -5.9%( -4.7万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 8 件(1年前(2024年)に比べて -78.4%( -29件/㎡)と大幅に減少しています。)。
| 西武豊島線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) | 
|---|---|---|---|
| 練馬駅 | 91.1万/㎡ (28.3年/44.1㎡) | 92.8万/㎡ (20.7年/46.7㎡) | 89.5万/㎡ (21.6年/47.5㎡) | 
| 豊島園駅 | 75.2万/㎡ (27.8年/54.4㎡) | 79.9万/㎡ (25.1年/47.4㎡) | 71.6万/㎡ (27.5年/48.3㎡) | 
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
練馬駅 91.1 万/㎡(昨年同期比 -1.9 %)
練馬駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は91.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -1.9%( -1.8万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 33 件(1年前(2024年)に比べて -81.9%( -149件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 28.3年(昨年 20.7年から +36.8 %増)。平均専有面積は 44.1 ㎡ (昨年 46.7 ㎡から -5.6 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 7.7 分 → 2025年 6.2 分、-20.4 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 21.5 % → 2025年 42.4 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 20.7 年 → 2025年 28.3 年、+36.8 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 30.9 % → 2025年 51.5 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 12.7 % → 2025年 15.2 %)
豊島園駅 75.2 万/㎡(昨年同期比 -5.9 %)
豊島園駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は75.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -5.9%( -4.7万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 8 件(1年前(2024年)に比べて -78.4%( -29件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 27.8年(昨年 25.1年から +10.6 %増)。平均専有面積は 54.4 ㎡ (昨年 47.4 ㎡から +14.6 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 5.7 分 → 2025年 4.2 分、-25.5 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 21.6 % → 2025年 37.5 %)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 29.7 % → 2025年 37.5 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2024年 25.1 年 → 2025年 27.8 年、+10.6 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 32.4 % → 2025年 37.5 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 21.6 % → 2025年 25.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示
