 
 【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2025年1月〜3月期の西武豊島線 (練馬駅~豊島園駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は88.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +2.0%( +1.7万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 41 件(1年前(2024年)に比べて -29.3%( -17件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 28.2年(昨年 23.9年から +17.9 %増)。平均専有面積は 46.1 ㎡ (昨年 48.2 ㎡から -4.3 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。豊島園駅は、昨年から 5 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは豊島園駅で昨年に比べ +6.5 %、単価は 75.2 万円/㎡となった。
上位 1 駅(豊島園駅)は +6.5 %(単価 +4.6 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(練馬駅)は +1.7 %(単価 +1.6 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 7.6 分 → 2025年 5.8 分、-23.9 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 22.8 % → 2025年 41.5 %)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 3.4 % → 2025年 4.9 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2024年 23.9 年 → 2025年 28.2 年、+17.9 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 39.7 % → 2025年 48.8 %)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2024年 8.8 % → 2025年 7.3 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった練馬駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は91.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +1.7%( +1.6万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 33 件(1年前(2024年)に比べて -31.2%( -15件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった豊島園駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は75.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +6.5%( +4.6万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 8 件(1年前(2024年)に比べて -20.0%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
| 西武豊島線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) | 
|---|---|---|---|
| 練馬駅 | 91.1万/㎡ (28.3年/44.1㎡) | 89.5万/㎡ (22.9年/47.4㎡) | 82.5万/㎡ (24.5年/48.2㎡) | 
| 豊島園駅 | 75.2万/㎡ (27.8年/54.4㎡) | 70.6万/㎡ (28.6年/52.0㎡) | 65.8万/㎡ (25.8年/56.1㎡) | 
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
豊島園駅 75.2 万/㎡(昨年同期比 +6.5 %)
豊島園駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は75.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +6.5%( +4.6万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 8 件(1年前(2024年)に比べて -20.0%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 27.8年(昨年 28.6年から -3.0 %減)。平均専有面積は 54.4 ㎡ (昨年 52.0 ㎡から +4.6 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 6.6 分 → 2025年 4.2 分、-35.6 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 20.0 % → 2025年 37.5 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 60.0 % → 2025年 37.5 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 20.0 % → 2025年 25.0 %)
練馬駅 91.1 万/㎡(昨年同期比 +1.7 %)
練馬駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は91.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +1.7%( +1.6万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 33 件(1年前(2024年)に比べて -31.2%( -15件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 28.3年(昨年 22.9年から +23.3 %増)。平均専有面積は 44.1 ㎡ (昨年 47.4 ㎡から -7.0 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 7.8 分 → 2025年 6.2 分、-21.2 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 23.4 % → 2025年 42.4 %)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 4.2 % → 2025年 6.1 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 22.9 年 → 2025年 28.3 年、+23.3 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 35.4 % → 2025年 51.5 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示
