
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2025年1月〜3月期のJR五日市線 (拝島駅~武蔵五日市駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -11.3%( -3.7万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 8 件(1年前(2024年)に比べて -75.8%( -25件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 33.0年(昨年 30.0年から +10.2 %増)。平均専有面積は 68.8 ㎡ (昨年 68.6 ㎡から +0.2 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。秋川駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは秋川駅で昨年に比べ +11.9 %、単価は 31.0 万円/㎡となった。
上位 1 駅(秋川駅)は +11.9 %(単価 +3.3 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(拝島駅)は -15.6 %(単価 -5.3 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 6.5 分 → 2025年 4.6 分、-30.2 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 30.3 % → 2025年 57.1 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2024年 30.0 年 → 2025年 33.0 年、+10.2 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 41.9 % → 2025年 71.4 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった秋川駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は31.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +11.9%( +3.3万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて +100.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった拝島駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -15.6%( -5.3万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 6 件(1年前(2024年)に比べて -80.0%( -24件/㎡)と大幅に減少しています。)。
JR五日市線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
拝島駅 | 28.5万/㎡ (35.4年/69.2㎡) | 33.8万/㎡ (30.4年/69.5㎡) | 27.6万/㎡ (34.6年/61.6㎡) |
熊川駅 | - | - | - |
東秋留駅 | - | 20.0万/㎡ (18.3年/60.0㎡) | - |
秋川駅 | 31.0万/㎡ (27.0年/67.5㎡) | 27.7万/㎡ (26.8年/65.0㎡) | 39.0万/㎡ (25.5年/63.3㎡) |
武蔵増戸駅 | - | - | - |
武蔵五日市駅 | - | 21.8万/㎡ (33.8年/55.0㎡) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
秋川駅 31.0 万/㎡(昨年同期比 +11.9 %)
秋川駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は31.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +11.9%( +3.3万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて +100.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 27.0年(昨年 26.8年から +0.9 %増)。平均専有面積は 67.5 ㎡ (昨年 65.0 ㎡から +3.8 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 100.0 % → 2025年 100.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2024年 6.0 分 → 2025年 7.0 分、+16.7 %と増加)
拝島駅 28.5 万/㎡(昨年同期比 -15.6 %)
拝島駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -15.6%( -5.3万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 6 件(1年前(2024年)に比べて -80.0%( -24件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 35.4年(昨年 30.4年から +16.6 %増)。平均専有面積は 69.2 ㎡ (昨年 69.5 ㎡から -0.5 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 6.4 分 → 2025年 3.6 分、-43.5 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 30.0 % → 2025年 80.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2024年 30.4 年 → 2025年 35.4 年、+16.6 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 39.3 % → 2025年 60.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示